こころが寄り動く姿[豊里ファーム・春日山日曜市]
豊里ファーム月末の日曜日は、春日山の日曜市と重なる。
春日山での研鑽会の後、春日山の日曜市をちょっと覗いたら、大勢の人で賑わっていた。箱買いのトマトやリンゴなどが無造作にあちこちに置かれている。買う量が半端でない。この日を待って買物に来てくれているのが分かる買いっぷりだ。
- 開店前の行列
- 春日山メンバーはもちろん、美里・内部川・一志から集う春日山日曜市出発研
英夫君に「すごいね」と声かけたら、「今日はすごかった。身動きできんぐらいだった。疲れた」と。その英夫君の前を泥だらけの長靴が通り過ぎた。コンテナに入った白菜を運ぶ人だ。すかさず「○○君その長靴はダメだ」と英夫君。外に出てみると軽トラに積んだ白菜に人だかりが。急遽トラックから直接売ることにしたらしい。あちこちから手が伸びる。「150円と引き換えです。小銭で下さい」と大繁盛。
豊里への帰り、畑の前を走るとコンテナがあちこちに転がっていた。まだ白菜の収穫中なんだろうなぁ。採りたてを急いで運んだのだろうなぁと思いながら豊里に帰って来た。
豊里ファームに行ったら、牛肉の試食呼びかけに井波さんの声が響き、肉を焼く美佐子さんの笑顔が飛び込んできた。
果物、野菜、牛乳、色々なコーナーがにぎわい、レジも忙しそう。外の飲食コーナーでは毎週土・日欠かさず出す焼き鳥は、肉牛コンビの寺岡さんと菅沼さん。
うどんの店にはなんと、哲君と平本さんがいるではないか。哲君がうどんを作り、平本さんが箸と七味をお盆に並べ、注文のうどんをお客さんまで運んでいる。
ラーメンの店では秀樹さんこだわりのスープにチャーシュの入ったラーメンをソフトな感じのななちゃんがカウンター越しに出している。
ソースの焦げる香ばしい匂いとじゅうじゅうといい音がするのは焼きそばの店。作っているのは実家がお好み焼きやさんという業者さん。渡し手は洋平君と小野口君。天ぷらを揚げているのは貴美子さん。春日山の日曜市と重り、一志や春日山から人が来れないためか、あちこちに新顔の人が目に入る。
- そして肉牛参観も
春日山でも豊里でもなんとも言えない幸せな気分が湧き上って来た。お金もうけのためでもなく、段取りだからでもなく、ただ、ただ、こころが寄りみんなが動いているその姿に、そのことが幸せな時間なのだなぁと思った。
村ネットで「豊里ファーム」の記事や写真を見ていて、
「いいなあ」「すごいなあ」「どんなんだろう?」と、いつもワクワク
空想していました。今回1週間日本に帰国して、平日の豊里ファーム
を夫婦で訪問することが出来ました。
タイに交流中の本部由美子さんからうどんの話を聞いていたので、
上田さんは「てんぷらうどん、てんぷらうどん」と、開店前からテーブルで
待機。私は、珈琲を和美さんに淹れてもらって、ゆったり寛げました。
律子さんがエビカツやエビクリームコロッケを揚げてくれていると聞いて
いたので、「いつも、ありがとう!」と声をかけたかったのですが、
照れくさくて言えませんでした。
今日、エビ工場で社員さんと一緒に背ワタとりをしていて、豊里ファーム
で言えなかった「ありがとう」の気持ちがこみあげてきました。
最近は、エビが不漁だったり高かったりして、工場の経営は厳しいけれど、
やっぱりずっと続けていきたいなと思いました。
『レジに人がズラーと並び、』まで読んだ時点では、私は「こちらとしては、大盛況♪って感じで喜んだりするんでしょうけど、お客様にしてみたら・・・」って思ったんです。
でもそのあと、和やかに試食をすすめたりしていけたようで、「うん、うん、こうでなくちゃ☆」って思いました。
『豊里ファームや春日山日曜市は幸せのおすそわけ?』 (もちろん各地の市もそうなのでしょうネ)
先週の春日山日曜市はほんとすごい人だったね。レジに人がズラーと並び、豚肉コーナーの前までいっぱい。養豚部の真理ちゃんが並んでるお客さんに「待ってる間に食べてやー」と豚肉の試食を勧めてた。通りがかりの私もおもわず、「どうですか、、」なんてやってしまった。お客さんとの掛け合いがなんとも日曜市らしい。「初めて来たんですがいつもこんなにすごいですか?」というお客さんがいた。どのコーナーでやってる人も日常の職場はめいっぱいだろうに、、と思われる。日曜市で踊ることが活力になってるように見受けられる。豊里ファームは常設店だから、幸せのすそ野がもっともっとひろそうね。そう言えば毎週お花を活けに行ってる光子さんはお花を活ける楽しみもあるけど、周りの人との関わりが面白いと言ってる。