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文化祭エピソード【豊里】


先月の豊里の文化祭、ステージ企画は幼年部や会員さんらも出場して、大笑いしたり、聞き入ったり楽しい時間を過ごしました。
豊里ではそこに到るまで、二転三転あったのですが、出場した職場にその間の様子を交流会で発表してもらいました。少し遅くなりましたが楽しんで下さい。

【豊里実顕地 喜田栄子】

ステージ企画ムービー

介護部

岡田稔子

2-会員の集い1日目 2013-11-16-015

介護部でステージ企画に参加した経過をこの機会に出し合いました。
その中で、職場配置になって受け入れてもらったとき、介護する側される側はない、一緒に暮らしをつくっていく。そのことがいつもいつも自分の中にある。とか、おじいちゃんおばあちゃんも介護部の一員、私たちだけでなど考えられない、等々みんな一緒に出ましょう、と参加を決めました。

「老蘇会食の時にハンドベルをやったのが楽しくて、これやれるよというのもあり、介護生活体験を受け入れた時、老蘇さんたちと一緒にやってみました。その時、老蘇さんに軽くインタビューしたら、リモコンをマイク替わりに服部さんものって話してくれました。
この様子をぜひ見てもらいたい、やるなら今でしょう!今年でしょう!とますます気運が高まってきました。そのままありのままを見てもらおうと、練習も一度したくらいです。

3-会員の集い1日目 2013-11-16-016

ステージに立ってみての翌日、老蘇さんも楽しかったーと。私たちスタッフも整理研では話がつきぬくらい盛り上がりました。
「老蘇さんに特講回数を聞いたり絵図研の話を聞いて、同じ参画者だなあと思った」とか。
「私は、年を重ねていくのは当たり前のこと、ありのままの姿、特別なことではない、と思いました。(老蘇さんと舞台にあがれるなんて思いもよりませんでした。)」
「ふだん、大事に守られて暮らしていて、今回参加したことで広がったように思いました。」
我が家のおじいちゃん、おばあちゃんです。

産業事務所:ジムヤーズの器楽合奏エピソード

成瀬信子

1-会員の集い1日目 2013-11-16-030

ジムヤーズの演奏は全員揃ったのは本番だけ、でしたが練習は結構早い時期から始めました。
純さんが恒例の産業事務所の器楽合奏、文化祭でやるよねと言い出したのが9月、やるなら「あまちゃん」「今でしょ」とそして正式に決まったのは9月14日。9パート分の楽譜が出来たのは9月23日でした。

ピアニカの鍵盤にドの印つけたり、楽譜にカタカナでドレミを書いたりみんな戸惑いながらも練習を始めたころステージ企画がなくなるかもということになり、素川さんは万歳するし、稲田さんは楽譜捨てるし、言い出しっぺの佐藤さんまで率先して「もうやめよう~」と言うし、みんなのテンションは一気に下がり「じゃあやめましょうメール」をみんなに流したら、復活もありえるとのこと
送ったメールを確認したらまだ誰も見てなかったので大急ぎでメールを消し翌朝、再度そのことについて出発研で研鑽して素川さんに決めてもらおう、そしたら素川さんが「やろう!」と言って再開。ステージ企画があってもなくても「職場づくり」として練習をやろう!「過程を楽しもう」となっていったのが、とても印象的でした

2-会員の集い1日目 2013-11-16-031
裏話をひとつふたつみっつよっつ・・・

(1)矢島さんは、吹けるのは法螺だけ、とのことで、だったら大漁旗を振ってもらおうかとでもそもそも大漁旗って手に入るのか?
そこで、伊勢の会員の畑さんならなんとかなるかもと、そしたら漁師の方から借りてくれることになり、本番の4日前に届き、セーフ。
最初は夏ばっぱのように振る予定でしたが、実物は予想外に大きくて振れなくて、後ろに張ることになり、打楽器パートだった志方さんと持ってもらうことにしました大漁旗に傷をつけないで綺麗にパッと張れるように祐子さんが工夫してくれました

(2)矢島さんと志方さんは実はちゃんと“海の男”の衣装にしてたのに背の高い人の後ろだったので、みなさんにはほとんど見えませんでした

妙子さんの挨拶で
(3)喜田さんに「器楽合奏のテーマ“ひとつ”」を言ってもらうのは、実は本人には言ってなくて、本番で無茶振りだったのですが、うまく言ってくれました。

(4)「一度も全員が揃いませんでした」と言ったら私達が「じぇじぇじぇ~」と声を揃えて言うということになっていたのに、予想外に会場大うけ、言うタイミングがなくなってしまいました。

(5)「最後まで演奏出来るかな?」に会場からの「じぇじぇじぇ~」はさくらを頼んでいました、これは成功!

(6)アンコールが来るとは思ってもなく、万が一来たら「用意してたけど時間が押しているので次回に」と言おうかと二階の三人では決めてたけど、畑君に伝えてなくて、挨拶の音「じゃ~んじゃ~んじゃ~ん」を吹いてしまい、終わりはバラバラになってしましました

(7)控室に戻ったとき、あの素川さんが「また、やろう!」と言ったのにはびっくり、しかし、今朝出発研でこのエピソードを聞いてもらったら 「おれ、そんなこと言ったかなあ・・・?」と言ってましたが・・また、やろうと思いますので、皆さんお楽しみに~

養豚部

1-会員の集い1日目 2013-11-16-026

佐竹久仁子

今年は「豚の格好で花笠音頭を踊ろうか」とか、早いうちからステージ企画出演をみっちゃん達と企んでいました。
ところがステージ企画無しと聞きガックリ。しかしながら、又、復活!となり出発研で「ステージ企画に出たい!」と出したら「やろうじゃないか」となりました。毎日出発研で5分位、ポンポンと意見を出し合いながら、歌ってみては作り変えを楽しみ続けました。
そうしてこの前の♪豚しゃぶ・しゃぶ・しゃぶ♪の本番となりました。

それで、今日は私達養豚部の自慢話をしたいです。
一番の自慢は毎日必ず寄っていることです。話題はもちろん豚のこと、連絡研の報告で適期作業やお客様などの村の動き、昨日の食事のこと、交流の土産話、親の介護のこと、大事故のニュースから安全のこと、コンサートのこと、などなど幅広くカラフルです。
例えば今日のことです。
朝の出発研でファーム肉屋開店の様子を聞きました。
昼にモンゴルの研修生ナラちゃんを含めて私たち女性陣はファーム参観に行きました。
外で焼きそば・お好み焼き・煮卵・焼き鳥をつつきながら、ファームの壁に養豚の展示をしようとか、どんな風にお肉のお勧めをする?とかを描きました。
3時のお茶の時、男性陣にその話をしたら、何さんが「いつか肉まん・あんまんを出す時、どの辺がいいかファームを回ってみた」と言いました。みんなで「どこがいいかねー?」「スペースが足りないかなぁ」「いっそ、外にヨートンのお店を建てようよ!」「いいねぇ、いいねぇ」パチパチと盛り上がりました。
こんな風にどんどん楽しくなります。
一方では、試食を出したりするのは気が進まないとかの素直な気持ちも出し合います。どんなことも出し合い、聴き合います。養鶏法の人達や研鑽学生が職場に来てくれると更に心を見つめ直す機会ともなります。
そんな、いつも寄って笑いあい、いつも進展中、現在進行形の養豚部です。
どうぞ、養豚部の出発研に遊びに来て下さい。

衣生活部

2-会員の集い1日目 2013-11-16-034

呉星順

衣生活はやる気満々で、何をやろうかと聞いてみたら「おばあちゃんたちが毎日来て、楽しく元気にやっている姿を出したい」となりました。
どう表すかを出発研などで色々出し合う中で浮かび上がってきたのが、去年は豊里ガールズコレクションというのでファッションショーをやったけど、今年は豊里ガールズファンタジーをやろうとまず、題名を決めてからその内容を詰めました。
ファンタジーで考えていくと私たちの普段やっている洗濯とかたたみとかはある意味魔法のようなものだと思って、どんな物でも受けてなるべく元の状態にきれいにして戻す、そういう風に考えるとやっぱりおばあちゃんたちに妖精になってもらおうと考えて、おばあちゃんたちに魔法をかけてもらって、私たちはファンタジーにする人々になるという発想にだんだんなっていってのです。
そこで題名「豊里ガールズファンタジー」になったのですが、みんな年寄りとおばあさんばかりで、小学生のガールズを誘って一緒にやろうとなり、このガールズたちを集めて「こういう歌でこういう踊りだよ」と話をしたら「えーっ!そんなダサイ歌唄うの」とか「そんな踊り踊るの?」とか、初日はこれで大丈夫かなって感じで、思わず「こんなダサイことを本気でやれることはすごい事だと思わない?」って言ったのです。
言うだけじゃなんともならないのでおばあちゃんたちと一緒に練習をすることにしました。
おばあちゃんたちは毎日セリフが変わっても何でも受けてその通りやってみようとするその姿がすごいんです。
その姿を子どもらにも見せてあげたいなぁとすごく思って、最終的に2,3回おばあちゃんたちと一緒に練習をしました。
おばあちゃんたちの魔法が多分きいて、当日はお気に入りのドレスを着て唄ったり、踊ったりできたのじゃないかなぁと思います。私は見ていないのですが。

3-会員の集い1日目 2013-11-16-035

志方まゆみ

続きは私です。(志方まゆみ)
質問で~す。ピンクのチャイナドレスを着た麗人は誰だったでしょうー?
分かった人いますか?ピンポーン。
あんな人衣生活にいたんか?誰や言うて大勢の人から質問を受けました。よう子さんとっても喜んで歌も踊りも本当に楽しんであの舞台に立ちました。とっても、素敵だったでしょう!今日、私ビデオレターで見られるかと思っていたら、全然衣生活映ってなくてガックリきています。(会場大笑い)編集の方、誰やそれから洗濯たたみの妖精の老蘇さんたちのことで一つ。

老蘇さんたちにセリフを言って欲しいと言ったら、もう遠慮して及び腰で謙虚に言われるので、一人ひとり見てたら「もう、あなたにはこれしかないじゃないの。あなたが言うのはこれよ」と言って、紙に書いて「加能子さんはこれ、千里さんはこれ、里子さんはこれ言ってください」と渡しました。
そしたらな~んと山下久子さんが1回目で「私は洗濯たたみの妖精です。なんでもきれいにたたんでいます」と言われたのにビックリしました。
そしたら午後の洗濯たたみの時、加能子さんが「あれにはビックリしたなぁ~、久ちゃん素直やなぁ、すーっと1回で言えたわ。私も見習わないと」と言って、それからの加能子さんはまた力が入りました。
私は加能子さんが久子さんのこと見て感動したのを見て、私もまた感動しました。本当に楽しかったです。衣生活最高!!

1-会員の集い1日目 2013-11-16-033