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新年の挨拶【豊里】


豊里の「2014年村人の集い」で話された3名の方の新年の挨拶です。

【豊里実顕地 喜田栄子】

3-豊里 2014-01-01 10-43-02

川瀬拓磨

蔬菜部の川瀬拓磨です。今年1年とかこれからのことを話してくれとのことですが、馬が大好きなので馬の話ならどれだけでも話せるのですが、これからの事となるとなかなか難しいです。
去年1年ファームでいろいろやってきて、感じているのはこれからのことは何も決まっていないのだなぁー、ホント道とかルールとか何もないところを自分らで考えて、どんな社会、実顕地をつくっていくのかなぁと、みんなで考えて実践していくのかなぁと思っています。具体的にやってきて、描いているのは先ず、今のところ考えているのが、蔬菜部の出荷場を向こうに移動して、ファームの野菜の出荷とか全国の供給の出荷とか自家用の物もあの辺で集結してもっとなんか、全国の実顕地が去年から研鑽してやってきているようにひとつで実働できていける、その中心みたいなそんな役割をもっとできていけたらいいかなっていうのが描いているところです。
もう一つは、今、阿山にパン工場があって、僕も阿山で育って、ずーっとあの天然酵母パンで育ってきた年代なんですけど、あのパン工場がもう古くなってきていて、ファームでのパンの売り上げとか、毎日焼いているとその焼き立てのパンを持ってこれるというのも含めて、豊里のあのへんに持ってこようかと言う話が今進んでいます。多摩にもちょっとそういう場所を作ろうと言う話があって、供給の関東方面は多摩で、こっち方面はセンターのあの
辺でやって、ファームのパンと供給のパンを焼いて、出したらいいんじゃないかと進んでいて、具体的にはちょっとまだどんな感じになるか分からないんですけど、そういう感じの話が進んでます。さっき言った事務所関係のこととかもちょっとまたどんな風にしていったらいいかとかは全然描けては無いんですけど、去年、ずっとファームでやって来て思っているのは、やっぱり事柄に走ったらあかんなぁていうか、その何する時でも仲よしで、一体でやれる間柄で、そこを本当に意識しながら、共に一体の人に成り合っていけたらいいなと思ってます。
今年も一緒にやらせて下さい。

1-豊里 2014-01-01 10-46-09

加藤紗里

太陽の家の加藤紗里です。
去年はファームが始まって、楽園村をやろうと言う話になって、私にスタッフが回って来そうだなあとちらちら思っていたら、やっぱりスタッフやらないかと声がかかり、夏からスタッフをちょっと渋々気味に受けてやってみたんですけど、冬また中学生楽園村をやって欲しいという要望もありやってみたら、意外に面白くなっている自分がいて、楽園村凄く楽しかったんですね。
中学生の子たちが講堂で走り回るしっぽ取りっていうゲームがあるのですが、それを本気でやって本気で悔しが
る中学生とか、ご飯食べてすごく美味しいっていうんですけど、鼻の穴を膨らまして「むっちゃうまい」って言う、ご飯に感動するそういう中学生を見たりしてこう、なんていうか、やっぱり子供たちに触れることの楽しさというか、そんなことを味わいました。やりながら次を描いている自分がいて、次やっていきたいなと思っています。
今年1月5日からスキー合宿があるんですけど、今迄は豊里と春日山の子ども達の企画みたいにやっていたのですが今年は、本庁学育部のメンバーでも話をして、やっぱり全国の学育の子ども達の企画にしていきたいねってことで、今回は全国まではならなかったんですけど、六川、岡部、内部川、一志実顕地の子、と春日山、豊里の6実
顕地の子ども達と大人総勢52名でいってきます。
今迄は春日山と豊里とチームも2つあったんですけど、チームの枠も取っ払って、一つの団として宿泊からスキーのチームから混合で。ここ数年はそういうことがなかったので、まぁ楽しみだなぁと思って。子供たちの交流を今年やって行きたいなと思っています。今年もよろしくお願いします。

2-豊里 2014-01-01 10-49-26

高橋護

あけましておめでとうございます。肉牛部の高橋です。
去年はファームに始まり肉屋に終わった感じです。
2月の養鶏法で苗のハウスを建てるっていうので、まぁ豊里実顕地として支えながら、養鶏法っていうような感じで、ハウスを建てるときに実顕地のメンバーも関わっていけないか、っていうことがあったのですが、自分としたら、日々の動きの中でそういうことに動いていくというのは、とても厳しいという頭があったのですけど、何とかそこをやっていけないかというような声がかかって、自分の動きをこう0から放したら、なんていうか関わる時間を生み出せるなって感じで、その時に関わったんですよね。それがその時だけじゃなくて、実はファームが始まって毎週日曜日にそういう動きになって来るという感じで、これは体がいくつあっても持たないなぁみたいな感じで、1カ月、2カ月くらい過ぎて、毎日、店をやるっていうのは5月の終り位から始まったのですけど、もうこんな感じでずっと続くのかなっていう感じだっのです。
でもそれにも増して、自分の中で嬉しかったのは、そういう高橋さんを一人で置いていかないぞっていう風に言ってくれる人が二人ほどいて、そういう気持ちを受けて、自分は続けてやっていけたかなというのがあって、肉屋を始めるって声が上がった時も、ずうっとその事が心の中にあって、そういう人たちに支えられて、一緒にやってきたかなっていうのがあって、どんな風にっていうのが全然白紙の状態だったのだけれども、そういう中で肉屋が始まって、やってきたっていう感じがありました。
一人、肉のことが出来る人がいるってことで、逢沢さんが立ってくれて、3か月間肉屋に行って修行して何とかお店を始めることが出来、自分たちがもう何年も前から『あそこでその人が欲しいお肉を出していける』っていうのは思っていたんですが、最初思っていたのと、実際肉屋が始まって1か月位なんですけれども、今やれていることっていうのは、全然違う感じ。人が寄って来て、そういう中で出来上がっていく、飼料センターの井波さんはエサを作るのをやめて、中江君を送り出してくれるって言ってくれました。そういうことがあって初めてできて行く肉屋さん。なんか、実顕地って、1×1が100にも1000にもなって行くっていう、そういう感じが自分の中では、ありました。
そういうのが今年に繋がって行くんじゃないかなって云う風に思っていて、3日から5日でお正月今年を描いて行く研鑽会に全国から80人くらいの人が寄って研鑽会をしていきますが、その時のテーマが『実顕地一つからの出発』で研鑽していきます。今年一緒にこれからどうなって行くか、自分が人間ナビになれたらいいんですけど、そういう力もないのでみんなと一緒に進んでいきたいと思います。
よろしくお願いします。

2014年元旦 豊里実顕地

2014年元旦 豊里実顕地