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♪~染めて・編んで・跳んだー!♪♪


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第29期今期の幼年さんも出発まで、2週間を切りました。今は子供達もこの仲間と暮らせる残りわずかの時間を思いっ切り過ごしています。出発発表会でこの一年やってきたことの集大成を毎年見て頂くのですが、そのひとつに縄跳びがあります。
自分用の縄跳びを布で編むところから始まります。去年の子供達までは長い色々な布地を裂いて中折りにしたものを編んで作っていました。
それを今年は布を染めるところからやりたいねとなって、まずは布探しからです。
本来は木綿の使い込んだしなやかなものがいいようです。正調(?)手作り縄を見せて貰いました。、「この生地なにかしら?」「昔の普段着の着物の裏地につかうような布だね~」「キャラコかな、、、?」今だったら、運動会の旗とかゼッケンに使うようです。「内部川の宏子さんに聞いてみたら?」と言ってくれた人がいました。宏子さんが「キャラコならうちの倉庫に白地だけど眠ってるのが一反きあるわよ」と早速送ってくれました.「染めを子供達ができるといいね~」豊里の大角洋子さんに聞いてみました。こちらも快く引き受けてくださり、「楽しみにしてるわよー、汚れてもいい服、着て来てね」と言ってもらいました。
1月24日に豊里の藍工房へ行って初めての染色体験です。前日に送った布は洋子さんが洗って糊を落として準備してくれていました。「まんべんなくかき混ぜるときれいに染まるよ」と言ってもらいましたが5色の布は5チームの子供達の性格の違いが現れましたね。
次の日にはきれいに染まった布が届き、子供達が自分の好きな色の組み合わせを3色選びました。面白いもので、ひとつとして同じ色の組み合わせがなく、「ふ~ん、○○ちゃんらしい、、、」となるのでした。
足の指で布の端をはさみ引っ張りながらしっかり固く三つ編みに編んでいきます。足も手も体全体をバランスよく使う、思い通りに体の部分を使いこなす練習です。真剣そのものです。何日かかけて、出来上がった時は本当に嬉しそうです。
さぁ~縄跳びの練習です。こちらもすぐには跳べないのです。両手首を同じように回して縄の回転に合わせて跳ぶって案外難しいのです。だんだん上手に跳べる子が出てくると、「僕もー」「私もー、」と思うようで練習に弾みがつきます。
記録会の時はキチンと座って、跳んでる子を見て待つ練習です。こちらのほうがもっと難しいかな、、、?
そんな成果を3月8日(土)に発表します。お楽しみに!!

【春日山実顕地 平島春美】