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ホームステイやってみて【楽園村】


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豊里の楽園村では久しぶりに中学2・3年生が村人と共に過ごすホームステイをやりました。
子どもらは「えーっ、夜の集いやりたーい」と,ホームステイに行く事を喜んではいない様でしたが、さてどうだったのでしょうか?受け入れた村人にやってみての感想を書いて貰いました。

冨田恒平
30年ぶりに楽園村っ子を受入れに参加してみました。
作業は鍬を使って畑にする事です。知力と体力を精一杯使って一生懸命に一鍬一鍬堀り起こして畑にしました。
一緒にやっていて我子と30年前に戻ってやっているように感じた。
あっという間の楽しい時間でした。アリガトウー!
又機会があれば一緒ににやりましょう。

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荻野直美
可愛い娘が帰って来た半日でした。
一緒に衣類供給をした後、岡本まで仔牛を見に行き、次にヨガで心身を柔軟にし、風呂・食事・一家団欒の時を楽しみました。
特別な準備はしませんでした。その子と楽しもうと臨みましたがやってみて、実は、楽園村スタッフ、職場の人、和牛の典子さん、ヨガの浜子さん、そして荻野さん、と周りの人達と一緒に受け入れてやっているのが楽しかったです。
荻野さんの嬉しそうな顔。普段の暮らしの中に幸福があるんだなぁと感じています。
そよ風が心地よく心の中に入って来て残っています。
次会える日が楽しみです。

宮部典央
ホームステイをやってみて受け入れにあたってまず思った事は、豊里に新しい家族が出来たと、子供が感じられたらいいかなと思い、僕の普段の職場や実顕地の暮らしを一緒に過ごす中で、楽しさが伝わるような受け入れをしようと思いました。
迎えに行った時、開口一番『緊張しますね?』と言ってました。
乳牛の職場では、これから分娩する母牛に乳房炎の予防薬を注入したり、乳房炎にかかった牛の細菌を特定する作業を一緒にやりました。
ひろむ君には、母牛を小部屋に移動する際に、誘導を手伝ってもらいました。
いままでの楽園村の経験で、動物には慣れているため、スムーズに誘導が出来ました。
乳房炎の原因となる、大腸菌を電子顕微鏡で見て感心してました。
風呂・夕食の後は、我が家でレナーテが作ってくれたスイスのお菓子を、ホットチョコを飲みながら食べて、トリオミノスと云うオランダのゲームを3人で時間までやって遊びました。
まだまだゲームを続けたいようでしたが時間が来たので、スイスのお菓子を他の楽園村の子達にもとお土産に持たせて、来客館ロビーまで送ってきました。
最後にひろむ君が『むっちゃ楽しかった!』と言ってたので、目標は達せられたかなと
思ってます。
ひろむ君は鳥羽にある高校に進学するので、夏休みには楽園村のスタッフで来てくれるそうです。
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大江裕二
今回のホームステイで、大江家では新中三の経良君を受け入れました。

経良君は緊張していたのだと思いますが、口数も少なく、途中「どうしよう?」と思う時もありましたが、部屋もきれいになり、受け入れできてよかったと思います。

一緒にお風呂に入って背中の流し合いをしたとき、「ずいぶん細いな」と思い、「経良体重何キロ?」と聞いたら「36キロ位」と聞いてショック!!!!!
大江のちょうど半分でした。

風呂、食事のあとは部屋で少しゲームをして、キャラメルポップコーンを作って食べながら
話をしました。

大江家もとても純粋な気持ちになれて、とても充実したホームステイでした。
次回は是非お泊まりもやりたいですね。