ページを印刷 ページを印刷

豊里ファーム1周年に寄せて


4月7日豊里ファームが1周年を迎えました。豊里文化部では生産物を送ってくれた各実顕地、ファームに足を運んでくれた人、ファームを見守り、支えてくれた人らに共に進んできた1年や思いを書いて貰いました。

【豊里実顕地 喜田栄子】

豊里ファーム一周年ありがとうフェア

雄物川実顕地 永旗ひろ子

豊里ファーム、1周年おめでとうございます。
と同時に、改めてスタート楽しみです。

先月ファームで数日遊ばせていただきました。
そこには陽光輝き、清澄、明朗の大気の裡に、の風景が
ありました。ワォー。その瞬間からはまりまくり。
身体とお口が稼動しちゃいました。
ファームのお客様は普通のスーパーと何か異いますよね。
質が高いというか品があるというか。
何より嬉しかったのは、来る人、来る人、Gメンバーが
凄く輝いていた。又、初めて参加した私の手を
心底つないでくれた。なんと心地よいことか。
ファームの女子会にも呼んでもらった。
心底笑ったよ。(中身は秘密!)
ファームの運営には、律子さん、誠浚さん、由美子さん、
英剛さん他、各職場の人、土日メンバーさん、
そして各実顕地の人たち、
すべての人達の自発的愛の結晶かと思います。

ある日、お客さんが車から戻ってこられ、
「この花を生けた人は誰ですか?」と尋ねられた。
この瞬間、あ~光子さんの心が伝わったと嬉しかった。
無固定前進、イズムの心で今後どうなるか非常に楽しみです。
ここは冬眠から目覚める所。大黒字だよ。
ファームに行けば溺れるよ。やばい。やばい。 

美里実顕地 沖永建介 

新しいことはみんなやるけど、
今迄やってきたことを変えてもらうのは難しい。
ファームは新しいことだから次々と入って来たけど、
次の一年は、今までやって来たことを変える、
そこを一緒にやりませんか。 

豊里実顕地 穐本聡 

今までは企画でやっていたチキンソーセージだけど、
ファームで毎日お客さんが来て、需要が増えてきたので、
定番でやっていくことにしました。
いつでも食べられるようにするには材料不足で、
これからは一志の鶏肉を使うことになりました。
是非食べてみて下さい。

春日山実顕地 坂本寛治 

うどんの供給だけでなく
いつか一般のお客さん向けのお店ができたらいいなぁ、
春まつりのように1年通してうどんを食べてもらいたいと、
ずーっと思って来ました。

ファームでは週に200食くらいを
いろんな人に食べて貰っています。
(1年間にしたらすごいなぁ)

いろんな人と出会いが財産になり、
美味しいという声や顔が自分のエネルギーになり、
実践の場として大きかった。
初等部の子らを連れて来たりして、物を売るだけでなく、
いろんな人の育ちの場でもあるかなぁと思います。 
豊里ファーム一周年に向けて

榛名実顕地 田村和三 

私は夏の観光客や盆の移動の方々を相手に
地区生産物直売所でナス科の果菜と加工品を
出店させてもらって15年近くになります。

中山間地でやれることとしては、
トウガラシの栽培とその加工品、ニンニクの栽培と
その加工品、花豆や黒豆等の栽培でした。
月一回のスーパー2割引きの日をねらって、みそ、しょうゆ、砂糖等を買いこみ、加工品をこつこつ作っています。
ニンニクの収穫や豆類の収穫は皆に声かけして
ワイワイやるのと、11月~12月は花豆のサヤむきと
中選別を、夜15畳の部屋でしゃべりながらやっています。
少しでも楽になるようにと
乾燥中の花豆のサヤを踏んでいたら、割れ豆を作る大失態を。
その豆は岡部と六川で和菓子を作るあんこになりました。

時々近くの温泉に行きますが、
私の貧乏ひげを見て、知らない人から
「田村さんですよね。
 あの赤い鮮明なトウガラシはどうしたら作れるのですか。
 トウガラシみそは美味しいですね」等と、
声をかけられることもあります。
体調の維持や糖尿の安定を思って、トウガラシみそ、
ニンニクみそ、ニンニク卵黄を作り、黒豆の酢漬を作って、黒酢も飲んでみたりしていたんです。

そんなこんなで、前々から杉崎さんが声かけしてくれていた豊里ファームに送るようになりました。
生産物は独り占めしないで、
皆に味わってもらいたいですよね。
「こんにゃくのこれな~に」もきっかけの一つです。

今年2月の大雪で、天張り中の生産ハウス7棟と
倉庫や堆肥置き場の3棟が、重みに耐えられず倒壊しました。自分と同じように、生かせる材料は
形を変えてでも使っていけたらと、楽しみにしています。 

豊里実顕地 福田陽光 

自分の心がまだまだ一つと云うところでは遠いなぁと思う。すっきりやれている時と形が優先する時がある。
なったらいいなぁと思っていても、
そうなっていかない時、気持ちが離れて行く時がある。

豊里実顕地 時岡さやか 

周りの人が口うるさく言うので仕方なく美化に行ってたけど、今は時々美味しいものをもらえたりするので、
それを楽しみに行っています。

豊里実顕地 中村哲 

石川さんから声かけられて、4日からレジの見習いに入ります。
自分はプリンに週3回入っているから
ファームに関わるのはきついなぁと思っていたけど、
楽園村のホームステイの話とかを聞いて、
自分にも外の風を入れようと思って、入ることにしました。 

豊里実顕地 大江明美 

肉牛部ではファームにいろんな形で24名が関わっています。

生肉販売・焼き鳥・レジ・飲食・在庫管理・駐車場係・
美化etc、一人で何役もの人もいます。
社員さんはファームの常連さんで、
ファームで買った野菜を使って自分らでサラダを作って、
昼みんなで毎日食べてくれてます。

私はというと、イザと云う時のために
子牛と共に百町で静かに控えています。
何でもやれるよという自分を用意しつつ
日々をやっていきたいです。 

豊里実顕地 菅沼伸夫 

6月から寺岡さんに誘われて、焼き鳥の店でやっています。美味しいと言ってくれたり、1本買ってまた買ってくれる人がいると嬉しいし、もっとやりたくなる。
いつも買ってくれる人や多く買ってくれる人の顔は覚えたかな。

美味しく食べて貰えるように
冷えても美味しい焼き鳥を目指して工夫しているけど、
やればやる程難しいし、これでいいというのはないなぁ。 

豊里実顕地 須藤兼雄 

売り子やレジ、接客は無理なので、
何かやれるとしたら駐車場係かなと思って、関わり始めた。

スタートの時はすごかった。
落ち着いて来たといっても結構車来るから、
佐藤さんから届く
“大市をもりあげようと駐車場係に入って下さい”
というメールが気に入っている。 

豊里実顕地 小池典子 

レジに入っているとお客さんと話が出来て楽しい。
この前は、
「ここは美味しいものばかりでみんな買いたいけど、
 財布の中身がねぇ」
とか、いろいろ言ってくれて、
こんな風に言いたくなるのもうちならでは、
スーパーではないだろうなぁと思った。

豊里実顕地 武持正久 

肉の在庫管理をやっているけど、
生肉が始まって、冷凍があまり出なくなった。
自分がそれまでやってきた忙しさがなくなって、
これから自分はどう関わるかなぁ。

北条実顕地 本田国子 

自家用野菜を作っていますが、
沢山収穫した時にファームに出せるのも嬉しいです。 

北条実顕地 小野口舞由・濱川由紀子 

ファームが始まって、
全実顕地でつくっていくファームということで、
北条からは人を送り出して一緒につくっていきたいと思い
やっていましたが、やっていく内に
「北条の生産物も何か出したい」という話になりました。

今年に入って菓子製造の許可を取り、
北条の餅米と穂別の小豆を使って
赤飯を出せるようになりました。

“実顕地ひとつ”を感じながら
一緒にすすんできたなと思います。 

成田実顕地 藤本明彦 

この1年間、成田から
「スイカ」「さつまいも」「落花生」「生むき実落花生」
「大根」「切干大根」を出荷させてもらいました。

オープン当初は話に聞いたりしても、
なんとなく遠い存在でした。
が、研鑽会で豊里に行った時に豊里ファ-ムに立寄り、
成田のスイカが並んでいるのを見て、
「成田のスイカだ!」と感激したのを覚えています。
それ以来、豊里ファ-ムが近くに思われるようになりました。
その後「さつまいも」等を出荷し、実顕地メンバ-の間でも豊里ファ-ムが話題になる事が多くなりました。

そして、ぐっと近くなったのが、
馬場さんが研学Ⅲに参加し、豊里ファ-ムに行って
パック詰めの作業などをしてからです。
その後「大根」の出荷、
それがきっかけで、春日山への漬物用大根の出荷のため、
豊里、春日山、岡部、大潟の各実顕地から
大根収穫に13名が日帰りで成田に来るなど、
豊里ファ-ムを核とする広がりが感じられました。

実顕地は一つ。全国の実顕地で豊里ファ-ムを作っていく。成田実顕地もそのメンバ-だと強く思いました。
又「東京ファ-ム」などの言葉を耳にし、
口にする事も増えてきました。
「豊里ファ-ム」を核とし、拠点都市にファ-ムが誕生し、
ヤマギシの拡大につながればと思います。
又その一役を成田実顕地もやらせてもらいたいと思ってます。 

豊里ファーム1周年に向けて
大潟実顕地一同 

とにかく1周年経っておめでとうございます。
スタートから色々の課題を
みんなでなんとかしてここまで来たという実績が、
また次に活かされて羽ばたいて行けると確信しています。

何といっても一番は、みんなが活気づいて来ている事。
ファームに買い物に来ている人々、
ファームを成り立たすようにといろいろ用意している人々、職場からファームへ送り出して心を寄せている人達、
また最近はファームがあって元気があるなと思って
温かく見守ってくれる多くの人達、地元地域の人達とも、
皆が一つになって大きな動きになりつつあるのが見えます。
明るく元気にやりましょう。 

飯田実顕地 大角竜太郎 

1周年おめでとうございます。
まさかここまで継続するとは正直思ってもいませんでしたw

今後もりんごを通じて
「積極的に」かかわらせていただきます。
よろしくお願いします。


豊里ファーム一周年に向けて
雄物川実顕地 斉藤俊康 

豊里ファーム発足時に「ここは豊里のファーム」と
長澤さんが言っていて、「そっか『豊里の』か」と思った。
その時は、売値の事やそんな話題になったと思うけれど、雄物川実顕地でやっている者としてはどうしたらいいかと
思っていた。

しばらくして、雄物川のリンゴをファームに出すという
オファーがあったのと、こちらからの要望も重なって、
格外リンゴを出してもらうことになった。
その時から、「豊里のファーム」から「豊里ファーム」へと意識が変わっていったような気がする。
雄物川からリンゴを出店させてもらうことになって、
実顕地ひとつ、ひとつ財布という視点が見えてきたように
思う。もちろん、格外だからと言って
「変なものは出せません」と波田さんからの注文もあって、品質には気を置いたつもりです。
(洋ナシはうまくいかなかったかなと思う)

さらに2月になって、隣の小沼果樹園(小沼さんは12月に
ファームを参観)さんのリンゴを扱わせてもらって、
地域にも一歩踏み出せたかなと思っています。 

夕張実顕地 佐々木和仁 

豊里ファーム1周年おめでとうございます。
3月10日・12日に研学の研鑽作業で
ソンジュンくんに受け入れてもらい、
朝の2時間、とてもよい経験ができました。
売り場に夕張実顕地のジャガイモ、タマネギ、ニンニクが
並んでいるのを見て、とても感激しました。
いろいろな実顕地の生産物が並んでいて、
実顕地ひとつで豊里ファームを作っているんだなと
思いました。
また機会があったら
開店準備に関わらせてもらいたいと思います。
ますますの繁盛を願っています。 

豊里ファーム1周年
一志実顕地 加藤八代生 

もう1年になるんですか。早いですネ!
正恒さんと私は焼きそばのお店を出しています。
焼くのは正恒さん、私は助手というか、
出来上がった焼きそばをパックに詰めています。
昨年の6月から始めたので1年にはならないけど、
この年でよく続いています。
1ヶ月に一度は休もうかと考えた時もありましたが、
結局休まず、ひたすら焼いています。
正恒さんは性格上、やり始めたら
とにかくやり続けるというのがモットーの人なので、
私もがんばらなくてはいけないのです。
と言ったら、止めたらいいのに何でやるのですか、
と言う人がいます。でも、何故か止めないのです。

木曜日になると、明日はファームの準備、ネギ・ソース…と頭の中がファームのモードになるのです。
お店の面々の顔が浮かんできます。
ブツブツ言ってるのを聞いても何だか楽しい!
正恒さんもファームに行くことで、大勢の人と知り合い、
おしゃべりもし、自分が作った焼きそばを
美味しいと言って食べてくれる人がいる、
嬉しいなーと言いながら焼いています。
お店の片づけを終えて、店内の人の顔を見ながら、
ゆっくりソフトクリームを食べて一志に帰ります。 

不思議の国の豊里ファーム
成田実顕地 馬場充昭 

昨年12月の研学Ⅲ。豊里での一体作業のみかん収穫の後、豊里ファームを参観する。初めて足を踏み入れる。
ゆったりとした空間。静かに時が流れている。
すみずみまで心が行き届き、箱庭のような繊細さを感じる。案内されながら陳列棚に並べられた生産物に目をやる。
雄物川のリンゴ、六川のミカン、穂別のカボチャ、
岡部の白ネギ、飯田のリンゴ、全国から集まって来ている。
まるで社会博。なぜか心はだんだん愉快になっていく。
同時に成田ももっと積極的に関わっていきたいという気持ちが沸々と湧き上がってくる。成田のサツマイモもあったが、ちょっとさびしげ。思わずつぶやく。
「おい、サツマイモ。すこし待ってな。成田に帰ったら
 もう少し工夫して仲間をどっと送り込んでやるから」。

研学の研鑽作業の職場振り分けの時、「馬場さんは
豊里ファームに行けばいい」という声かけのおかげで、
さらに3日間、豊里ファームにお世話になることになった。作業内容は開店前の準備。
ミカン・リンゴの袋詰め、野菜・果物の陳列。
いろんな人たちが、いろんなところからやってきて、
いろんな関わり方をしている。
不思議なことに、その場にいるだけで、
どんどん元気が注入されてくる。

昨日の参観の時、ちょっと気になることがあった。
大根が2~3本残っていたが、センチュウの食害ありありの
大根。昨日と同じ状態で残っている。搬入された様子もない。ちょうど野菜の納品に来ていた川瀬さんに声をかける。
「大根って、どんな感じ?」
「三重地区にはないんだ」
「エッ、ほんま。成田にはたっぷりあるぞ。成田に声を
 かけて送ってもらえるよう取り計らってもらえないか」。

昨年の10月中旬の台風26号がもたらした大雨。
成田の方も1日350mm超の雨が降る。
葉物などは50%近く土砂とともにどっと流される。
さいわい大根が作付けされていた畑は平坦な畑だったため、
流されることはなかった。若干の生育の遅れはあったものの、よく育ってくれた。量は十分ある。いざ出陣。

『不思議の国』豊里ファーム。その場にいると、なぜか愉快になり、元気が注入され、共にやっていきたいという気持ちが湧きあがってくる。なぜだろう。この場を作り上げている人たち、生産物、空間… それらが混然一体となり、醸し出す雰囲気がそうさせるのか。ならば生産物を求めてやってくる「地域の人たち」の心の中にも同じようなことが起こっているかもしれない。心の奥の奥にある「共に生きよう」とする情念が刺激され、芽吹いていく。何人に一人、何十人に一人、いや何百人に一人、そういう人が現れれば幸いだ。

豊里ファームという苗木は植えられた。
しっかり根を張りつつある。
この先どんな木に育ち、花が咲き、実を付けるかは、
何に心を寄せ、何を願うかにかかっている。
分かち合い、助け合い、共に生きていく社会実現、
という実を結実させるために私はその肥やしになろう。 

豊里ファームに餅を送って
美里実顕地 長谷川健司 

昨年の12月はファームのお客さんに
試食を食べてもらえてうれしかった。
和ちゃんも何回か試食を出してくれたらしい。
来シーズンはモンゴルの人たちにもうけるような餅を
作っていきたい。 

豊里ファームやってみて
一志実顕地 木場みわ 

毎週月曜日に一志食生活から一人入るというローテーションの中で、昼のうどんやコロッケ類を揚げたりするのを
ファームでやらせてもらっています。

ファームでいつもやっている律子さんや由美子さんの
やろうとしている所を一緒にやりながら感じたり、
少しでもお役に立てたらなーと考えてやっています。

自分はお店の人でお客様を相手にするというのは、
普段にはした事のない事で、新鮮です。
ファームをやらせてもらう事で、ファームの様子や
今の生産物の様子が見えたり、豊里実顕地の人はもちろん、養鶏法の人が来たり、いろんな人に会えます。
普段の仕事とは離れて、また違う人と違う場所でやるのっていいなあと感じながら、楽しみながらやらせてもらっています。 

夕張実顕地 原子文彰 

アップルパイ、ラスクから始まって、
今では6種類のシフォンが主流です。

以前大垣供給所から「どういうところで生産しているか?」と云われました。その時は、
「自分が食べてオイシイと思ったので
 家族に食べてもらいたい、
 その延長で皆に食べてもらいたいと思って作っている」
と書きました。
「感動しました」との返事が来ましたが、その中身は
《いまどきそのような考えを持っている珍しい職人さん》
ということでした。
私としては逆にビックリしました。儲けは二の次で、
楽しくやることが一番だと思っていましたから。
今でもこの気持ちは変わりません。
これからもよろしくお願いします。

春日山実顕地 宮﨑卓海 

1年が経ちましたが、豊里ファームこれから、
まだまだどうなっていくのか、とっても楽しみです。

春日山でも、ついに、「春日山 とれたて プラザ」が
オープンへ向けて始動しました(直売所です)

豊里ファームほど大きくありませんが、
実顕地の人の憩いの場としての役割や、地元の人の
お茶のみの場、毎日の食材を提供できる場を目指して、
たくさんの人たちと研鑽しながら進めていきたいと思います。 

豊里ファ-ム1周年によせて
豊里実顕地 福島千鶴代 

もう1年になるのかあ 早いなあ が、まずでてきます。

夏すぎた頃、道路沿いの花壇をやらないかと
声かけてもらって、夫婦でやることにしました。
数えてみたら5箇所ありました。
夏、草ぼうぼうになりました。
草引きから始まり、たい肥石灰で土作り。
なにをどう植えるかは随分たのしみました。
背が高くなる草花は見通しが悪く、車の出入りに危険との
ことで、パンジー、葉牡丹、ひな菊におちつきました。
風がきついので、花苗の横に防風の土盛りしてみました。
植えるとき、すぐ横を車がビュンビュンで
とてもスリリングです。
さて、春になって、しっかり根付いて
きれいに咲いてくれました。
先日、花壇を見に行きましたら、なんともう草茫々。
百合恵さんも草引いてくれてたようで、ヤレヤレでした。
夏は何を植えるかな。

ファームといえば、美化です。
火曜日は定休日ですから、衣生活の出番です。
毎週火曜日の出発研では、毎回今日は2時からか4時15分からかどちらにするかと決めて、3~4人で行きます。
全部を掃いて水拭き。カウンターの内側とか、普段忙しかったり人がいてやれそうにないところとか特に気をおいてます。バケツの水が汚れてくると、きれいになったなあと満足。
全部拭き終わってサッパリしたところで、
ウィンドウショッピングも楽しみのひとつです。 

岡部実顕地 玉井貴子 

溢れるように採れだしたブロッコリーや、一斉に実がついたトウモロコシを「送って下さい」と一言で受け入れてくれて、
ファームの店頭に並びました。

今は、雪の中でも、関東のカラッ風の中でも、
育ったこの地特産の深谷ネギが、
ファームの店頭に並ぶのが楽しみで送らせてもらっています。 

六川実顕地 上門孝年 

六川果樹では、みかんや八朔・デコ・キヨ・セトカ・
みかんジャムなどを作っています。

みんな、できるだけいいものを。できるだけおいしいものを作っていきたいという気持ちでやっています。
だからこそみんなで色んな事を出し合い、
研鑽しながらおもしろおかしくやっています。
豊里ファームにも六川の生産物を出させてもらった事を
きっかけに、色んな人との繋がりも味あわせてもらいました。

これからも実顕地一つで、
みんなと一緒にやらせてもらいたいです。 

美里実顕地 樋口幸七 

新しく実顕地をつくる様な感じで、と思ったけど、
ファームから始まったこの一年の
いろんな事に巻き込まれながら、
自然に自分がそうなっていくというか、
実顕地にはお世話になったな、という感じがする。 

穂別実顕地 冨田慎之介 

僕はヤマギシズムをこう思うをテーマに
野菜という詩にのせ大きなこえで歌えるように
毎日取り組んでいます。
少しは響いているのかな? 

内部川実顕地 石角聡 

僕はそんなにファームに関わってなくて、
たまに行って店を手伝うくらいです。
それでも行ったら、初心者扱いもされず
突然レジをやらされたり、そういった空気が心地いい。
だいたい何かしら次のことを話あってたり設営してたり、
いろんな人がバタバタ出入りしてたりで、
自分がそこに入っても違和感がない。
普段は内部川のことや養鶏のことで
毎日慌ただしく過ぎていきます。
そこにファームなんか挟むとさらに忙しくなっちゃって、
自分の首しめてる感じがなくもないですが、
頑張ってファームに行く自分は何でしょうかね。

「あれ」から1年たって思う
美里実顕地 後藤健 

今月から苗のお店が春の営業を始めるにあたって、
焼き鳥やお好み焼きなどの味わい広場のスペースを
どうしていくか、という事になった。
あっちから、こっちから、色々な意見が出るし、
お店づくりのセオリーや常識もあるけど、
現場に立って、進めている人と一緒に考える機会があった。
お客さんの反応や現場の雰囲気を大事にしながら、
やってみて、行動して感じる世界で進んでいくのは
いいなあと思った。

「街道沿いにヤマギシのお店があったらいいだろうなあ」
と漠然と思っていたけど、
あの日から、実際にやろうという事になった。
「とうとうその日が来た」と感激する間もなく、
「あれどうしよう」「これどうしよう」という
具体的な事が出てきた。
お店づくりの事、駐車場の事、案内看板の事、衛生上の事…次々と出てくる「どうしよう」という話を、
お店づくりメンバーと建設のメンバーとで一緒に考えて、
進めてこれたのが本当に楽しかったと思う。
「出来たらいいなあ」と思っている事を、
「実際にやる!」というところまで繋げて、
それを形にして、継続してきた1年だったのかなあと思う。