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『わらしべのたい焼き』が伊賀にやって来る!


11/29オープン。たいやき屋「わらしべ」伊賀店

11/29オープン。たいやき屋「わらしべ」伊賀店

伊勢の会員の畑さんが展開している『わらしべ』のたい焼き店が11月29日に伊賀市佐那具にオープンしました。それに先立って春日山実顕地の11月度交流会でお話しを聞せてもらいました。
畑さんは30数年前に特講を受けられ、長年精力的に会員活動を地域でされていて、春日山の春まつりでは出店もされたり、お得意の落語を披露したりされています。最近では畑さんが長年やっていた、大手自動車メーカーの部品を生産していた工場経営を止めて、始められたたい焼き店「わらしべ」が話題になりTV出演もされ、チョッとした時の人です。そんな経緯なども含めなぜ「たい焼き店」なのか?その目指すものはなにか?
そのあたりを面白ろおかしく話してくれました。

*ちなみにこのたい焼きの生地にはどの店舗(今現在5店舗ある)でも実顕地の有精卵と一志実顕地の卵が使われています。

春日山実顕地 平島春美

畑さん(春日山交流会にて)

畑さん(春日山交流会にて)

 お久しぶりです。春日山は私にとって、第2の故郷です。名阪を降りて春日の坂を登ってくるとホント30数年前の特講の感動的な事を毎回思い出すんです。今仕事でこの近くにズーと来てるんですけど、ふっと寄りたいなーと思うんですけど、なんの用事もないのに寄れない―と思ってましたら、以心伝心ですね、北大路さんから電話がありまして、「なんかわかりませんが最近の事を10分間しゃべれと言われまして、喜んで来たような訳で
ありがとうございます。うれしいです。
だだ、こうやって人前にでてきますと、どうしても小話をしたくなるんです。ちょっとだけよろしい?<拍手> ありがとうございます

。。。。。ヒートテックのショートパンツの小話を一席。。。。。
こうやって自分を落ち着かせるんです(笑)、、、、、

伊勢・鳥羽幸福会・松阪を含めて百数十名くらいのほんとに仲のいい会員活動が25年~30年位前ですね、展開されていたんです、今でもそうですが。ところが仲良しの拠点だった伊勢供給所・明和実顕地がなくなって拠り所が無くなったんですね。『サヨナラ明和実顕地』もやったんです。それでもやっぱり、寄りたいということで、どこかないか?となって、たまたま私がやっていたベアリング工場の敷地が広かったのでそこに建物を建てたんです。運営するのに何かいるというので「暮楽(くらら)クラブ」と言うのを作ったんですね、会員の人達で.暮らしを楽しむ、ここを拠点にして自立して仲良し拠点にしてと始まったんですけど、なんもやることがないので、当時は御浜のみかんや、安曇野のリンゴ農家のリンゴを扱ったりして、売店としてスタートしたんですがこれがあまり儲からない、儲からないと人が集まらない。
そこから「たい焼き」でもやろか、、、となったのがズーと広がって、当時は「運動ー!」と私等も30代40代前半でガムシャラに仲良し社会を作ろう!と燃えてました。それはそれで、ほんとに楽しかったんです。今考えますとあの当時願っていたことが昨今あらためて見ますとこの3年5年出来てきつつあるんじゃないかなと実感があるんです。
ベアリング工場をやっていた時は量産して、やりとりはFAXとかパソコンに注文が入って生産して販売して成り立ってる商売で、そこにあんまり人の顔とか息遣いとか心を感じるということはない訳です。仕事を通して人との事を考える事がないんです。ところがこのたい焼き屋ってのは店作りからやりますから、大工仕事から始まります。下手な人・上手な人色々で教えたり、教えて貰ったり、オーナーの人・スタッフの人等全く新しい人と知り合いになります。もっとうれしいのはたくさんの人が店に来てくれます。毎日200人~300人位の人が来てくれます。常連さんも新しい人もいて色々話が出来る。そのうち単なるおやつを売る店だけじゃなくって、じっくり火鉢にあたりながら「この頃の世の中はどうかね~」なんて話までしてくれたり、こんな時間がすっごく好きですね~。、
こんなんを私もやりたいと言う人があって、去年の秋に取材を受けてTVにも出たんです。、それでたくさんの人が「わらしべ」やりたいとフランチャイズの話もあったんですが、一年前の話です。「どうしようかな、、、自信もなかったし何をしたいのかあんまり考えてなかったんです。そんな時に頼りになるのは昔からの仲良しの会員ですね。相談したら、松阪の会員さんが「どうしてもやりたい」となって、会社の役員に相談したら、あの人ならいいなーっとなって、松阪店が出来たんです。これも好評で、いいなぁと思ってたら、次々と会員さんが手を挙げてくれて先月から鈴鹿店もスタートしました。
今度は会員さんの繋がりで、伊賀上野市の商工会議所から依頼があって「なんでベアリング工場を30年もやっていて、たい焼き屋に変ったのか?」の講演会をしたんです。『オヒレ』をつけて、今みたいな話をしたんです、これはこれで楽しかったんすよ。
真面目な人がなん人かいたんです。「わたしも今の建築業を止めてたい焼き屋やりたい」と言う人があって、最初は「止めといたほうがいいですよー こんな伊賀の田舎でどうするんですか、、、」から始まって何としてもやりたいとなって、今年の6月から何回会ったでしょうか、何時間話したか、ほんとに私が思ってることもあるし、店の人達にも聞いてくださいと。
『たい焼き屋が目的でやってるんじゃないんですよ』てなこと言ってもなかなか最初は理解してもらえない、でも何回か話してるうちに標題は「フランチャイズ説明会」ですがいわゆるフランチャイズじゃなくって「ファミリーサークル」って言ってます。ここやと、すぐ理解してもらえますがね。「じゃぁやりましょか」となって、11月29日オープンするのが伊賀店なんです。
 又是非行って貰いたいです。なにか感じられると思うし、きょうも又全く新しい出会いがありました。きょうも一日中大工やりました。ものすごい楽しいですわ、、作るところから楽しいですから、多分あの店もすごい温かい空間になっていくと思うし、そこから楽しい仲間・なかよしが広がっていけばいいなと私は思ってます。                                                       
まだ長者にはなってません、こんな事書かんでください、お金儲けあんまり出来てない。
(交流会のプログラムに『わらしべ長者』と紹介してありました)
でも『なかよし』のところではこの辺ではそうとうな長者になっていくだろうと確信ありますよ。 ありがとうございました。