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韓国実顕地より


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1/10 ~ 1/17 まで韓国での特講生(第1922回、韓国235回)8人が明るく出発していった。
仏教やキリスト教を信じて生きてきた人たち、村で育った若者や今の世に疑問を持ち、新しい生き方を探している人たちと世話係り4人が共に研鑽してきた1週間でした。
涙あり、笑いありの中で日増しに仲良しが深まっていく姿を見た。7日目の懇親会では全員がアホになりきって、ゲームをしたり、歌ったり踊ったりして、心から楽しんだ。世話係りも「まつり」をやって、特講生たちに大いにうけた。

特講生たちの特講やってみての感想もその人らしいものだった。

■51歳の男性;いろんな研鑽を通して、自分の蛇口が開いてしまった。私はあなた、あなたは私という言葉が浮かんでくる。理想社会を作っていきたい。来年には娘を特講に送りたい

■62歳の女性;心の寂しさがなくなった。何故でしょう?

■20歳の女性;気づいていく瞬間がとても楽しかった。内向的な自分が積極的に取り組むことをみんなが嬉しく見てくれた。友達や大学の教授にも勧めたい

■32歳の仏教大学の男性;研鑽を通して、自分の中の固定観念の多さに驚いた。全人幸福社会は現実できることがはっきりした。この実現のために自ら修行と実践でやっていく。

■26歳の女性;今までは神様(キリスト教)ならどうするかを考えてやってきたが、これからは自分に向き合うことが全人幸福実現の一歩だと思う。

■51歳の女性(ある仏教の教務);2年前から真理の探究をしていたが、この仏教以外の所に近づくのは怖かったが、チャレンジした。真理の探究は勇気がいった。どの研鑽も何を考えてよいかわからなかったし、苦しかった。ある研鑽でそのものを見ているというより、自分の中にある義務感ばかり見ている自分に気づいた。ドラマチックだった。自分の中にある苦しい閉じ込められた部屋を開けてしまった。ひよこが殻を破って出てくるのはこういうことかと思った。「一つだから一つで一つの世界を建設する」という言葉を思い出した。

■42歳の女性;今まで競争社会に圧迫されてきて、これでよいのかと疑問に思っていて、会社を辞めた。人生第2ラウンドにこの世のため生きがいのあることをやりたいと思っていた。特講は衝撃と感激の連続だった。これまで固定観念に振り回されて偏った生き方をしていた自分に気づいた。本当の自分を見ていなかった。これからは「人間の本当の仕事」について研鑽していきたい。全人幸福社会の実現の一役をやっていきたい。

8人の特講生の中で3人が残って数ヶ月間この実顕地で生活体験をすることになった。

改めて特講がすばらしいというか人間のすばらしさを実感した。又、今回の世話係り、ユンさん、ヒョンジュさん、ジェホさんの特講にかける情熱に感動した。

韓国実顕地より 春日山実顕地 橋口利明

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特講係りをやってみて

特講始まる前二つを考えて臨みました。一つは係り4人から仲良くすること。その仲良しいさが参加者たちに溢れて欲しいかった。
もう一つは参加者たちが特講が終わっても自分て研鑽したくなる、研鑽出来る力を少しでも体得する特講になってほしかった。
準備研から何にも固定されない特講をつくって行けるかの研鑽の連続でした。韓国ではじめて椅子に座ってやったりテーマの順番を替えってやったり。その研鑽過程が面白かったしやればやるほどやりたくなりました。そして研鑽会にももっと集中できました。
特講が始まって60年くらいたったけど時代に劣ることがあるんだったらそれは特講そのままよりは特講を作って行く人々の中にどこかが固定されてる部分があるからじゃないかと思いました。
今回特講で感じて思ったことをこれからの特講にどう繋げて行こうかと思っています。

韓国実現地 劉宰昊(ュジェホ)

1/11 韓国特講開催!


1月10日から韓国実顕地にて特講が開催されました。参加者は8人、世話係りは4人。年齢は世話係りを含めて20代~70代までの各年代の人がいます.。若い人は楽園村経験者で先日の楽園村ではスタッフとしてやっていた。また他の参加者で仏教の信者やクリスチャンもいます。
昨日から研鑽会が始まっていますが、みんな活発で面白いです。今日は怒り研が始まって、実例だしをやったところです。実例もやはり日本と同じような実例で夜からの研鑽が楽しみです
写真は特講会場の前に出した「ヤマギシズム特別講習研鑽会」と書いてあって、次の写真は特講生たちが会場から愛和館に向かっているところです

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昨年末に韓国実顕地へ交流に送り出して貰い、今は毎日、作業は養鶏部で受け入れてもらっていて、なれない作業ですが、とても楽しいですね。受け入れてくれるのは、春日山の養豚部で僕が受け入れていたジェホ君が、ここでは僕を受け入れてくれるってのが楽しいです。また社員さんたちも、カンボジアやタイの人たちもいて仲良くやれているのが楽しいです。食事はキムチが多いですが、辛いもの好きな僕にとっては最高ですね。
正月から楽園村、特講や研学と連続して企画が続きますが、皆さん楽しんでいるようで、活気に満ち溢れています。
9日の夜は今年初めての韓国での幸福研があります。日本交流から帰ってきたメンバーとともににぎやかにやりたいです。

今回の楽園村スタッフ8名に感想を聞かせて貰いました。
楽園村っ子の感想文ももうすぐ入手できるので、入手でき次第送りますね。

韓国実顕地より 春日山実顕地 橋口利明

冬の韓国楽園村をやってみて スタッフ一同

2015冬の韓国楽園村-036

期間は1月1日~1月6日までで、参加者は小学生20人中高生23名の計43名でした。その中で楽園村初参加は7人でした。
スタッフは10名(村のお母さん1人)で、9人が大学生で、全員が小学生のときから楽園村経験者ばかり。
韓国は朝の気温が-10℃で日中もかなり寒い。いつもは養鶏場での.体験も、今は防疫の関係でやれなかったが、スタッフ達が多くの企画を考えた。
楽園村の初日から子供達はかなりの盛り上がり、スタッフの声かけに対して大きな声で元気良い反応。ハレハレソングも日本で歌っている曲のハングル語版だった。
畑での収穫は、ほうれん草、白菜、ブロッコリーなど。特に凍った白菜の収穫はとても楽しかったようです。
外では運動会などをしたが、「daialog in the dark」といって、全員目隠しをして、各人の五感を働かせて楽しむもの。植物や鶏や食器などに触れて見てどんなものかを感じたりする遊び。また友達に触れて見たりすることで、仲良し度が深まっていった。
また、「倒れない棒」「大縄跳び」などもやった。
中高校生がプロジェクト-2といって、中高校生のための1日間のプログラムを自分達で企画して楽しんだ。例えば、3班に分かれて、料理コンテストをやったり、暗い夜にどこかに置いたラーメンを取りに行って、部屋で食べたりしていた。
まだまだ多くの企画をやった。昼や夜寝るときには、お姉さんが「本読み」をしていて、子供達は楽しみにしていた。
主な企画はスタッフが用意しているが、全員で作っていくようなものであった。それだけに、夜のハレハレ集会も、みんな心底から溶け込んで楽しんでいた。
スタッフ達は初参加の子供達が早く楽園村の雰囲気に溶け込めるようにとか、将来、スタッフになりたくなるような子供たちを増やして行きたいとかを描いていくことの喜びとか、他人のお世話をするとことで、スタッフ自らが多くのことに気づいて育っていくことの喜びを感じたようだった。