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【レシピ追加】ヨーグルトのこと【精乳部】


【追記2/26】水切りヨーグルトで薦めています

50g増量したプレーンヨーグルトを練馬供給所では水切りヨーグルトで
お薦めしています。ホイップクリームの替りにケーキに使うと、低カロリー、低脂肪で
爽やかでおいしいと好評です。ホエィは牛乳やジュースで割れば手軽に乳酸菌飲料の出来上がりです。
チラシを作りましたので、お役立て下さい。
ヨーグルトでジューシー♪鶏そぼろ
くらしのレシピ15.02−2 水切りヨーグルト

【練馬供給所 奥村昌彦】

ヤマギシの乳製品が増えました

乳製品が増えました


このところ新商品開発の話題が皆無だった精乳ですが、実は秘密裏に製品開発が進められていました。
そして、ついにリニューアル製品を出すことに成功!
あのプレーンヨーグルトが装いも新たに再始動したんです。
なんとなんと内容量が400gから450gに大幅UP!
しかも、値上げなしの据え置き価格に決定。
製造者もびっくりです。
ヤマギシのプレーンヨーグルト(内容量450g)

ヤマギシのプレーンヨーグルト(内容量450g)


ちなみに、味はまったく変わってな・・いえ、相変わらず美味しいままなんです。
牛乳パックでも使われている馴染み深い仔牛の絵を使って、統一したコンセプトで製品を出してゆこうという心意気を感じていただければ、と思います。
世間では相変わらずバター不足が続いていますが、ヤマギシではこの機に乗じてバターの増産をすすめてきました。
バター1瓶つくるのに、どれだけ牛乳が要るかご存知ですか?
4.5ℓです。どれだけ貴重なものであるか、おわかりいただけたでしょうか。
またそれと一緒に脱脂乳が4ℓできるんですが、これはヨーグルト20パック分になります。
今はバターをどんどんつくっているので、脱脂乳が貯まってゆく一方です。
栄養豊富な脱脂乳を使ってつくる美味しいヨーグルト、みんなもっと食べてください!
ソフトクリームにも脱脂乳をたくさん使うので、豊里ファームが始まってからソフトがいっぱい売れて助かってます。
昨夏までは、ソフトクリームの好調とバターの出荷調整で、いい感じでバランスとってました。
しかし、秋以降のバター増産で、あっという間に脱脂乳の在庫が豊かな状況になってしまいました。
名古屋ファームの話もあるんで、何とかなるかなとは思ってますが、脱脂乳の新たな使い道の模索も進めていかなければなりません。
誰でもいろんなアイデア出してくれるのは大歓迎です!採用される可能性は低いと思いますが。
それと年末から待望の生クリームを出荷し始めました。ファーム限定ですけど。
こちらは5年待った末の復活です!
生クリームは限定品で。

生クリームは限定品で。


たくさんの人の知恵と協力、応援があってできた製品です。
(私はタイに居たんであんまり関わってないんですが)
以前とは違う製法なので、通常の生クリームに比べ、いろいろ条件を満たしてない部分もあります。
しかし、常識にとらわれない発想でつくって出してみたら、意外に好評で驚いています。
大量生産できませんが、とりあえず続けていきます。

【精乳部 曽田宏治】

生クリームのことで補足です。
バターをつくるときは、牛乳を遠心分離機にかけて乳脂肪を取り出すことから始めます。
実は、この乳脂肪が生クリームといわれるものです。
一般に市販されている生クリームは、牛乳から分離した乳脂肪分にホモジナイズといって、脂肪球を細かく砕く加工を行います。
そうしないと、振動が加わると簡単にバターになってしまうからです。
今回、ファームでデビューした生クリームは、バター製造のためにつくるいわば中間製品の生クリームを、ホモジナイズしないでそのまま容器に詰めたものです。
振動に弱いので遠くに出せません。惣菜や手作り生菓子のようなかんじで、豊里ファーム限定のお楽しみ生産物という位置づけです。
バター製造のついでに、機械を使わずにひとつずつ、手作業で充填してつくっているので、大量生産もできません。
以前供給していたヤマギシの生クリームは、乳脂肪45%でした。
現在ファームで販売している生クリームは、乳脂肪40%です。
バター製造のためには、乳脂肪45%だと高すぎてダメなのです。
バター製造のための生クリームだから、バターの都合で40%、製造も週1回です。
偶然にも、世の流れは乳脂肪が低めの軽い生クリームが好まれる傾向です。
ホモジナイズしていないためか、生乳の風味・美味しさがストレートに味わえます。
ファームでの販売だけでなく、美里のシュークリーム、村の結婚式のウエディングケーキなど、密かに活躍の場を広げつつあるヤマギシの生クリームなのです。

【乳牛部 村岡悦史】

ヤマギシのプレーンヨーグルトができるまで

KHP_3645 ヤマギシの生乳からつくられた、無糖ヨーグルトです。 生乳の美味しさをより引き出すため、香料や安定剤は使用していません。 乳酸菌が生きているので、時間がたつと発酵がすすんで酸味が強くなります。 5℃以下の低い温度帯で保存すると、つくりたての風味が長持ちします。 表面に黄色っぽい水分が浮くことがありますが、これは乳精といってたんぱく質を多く含んだ栄養価の高いものなので、一緒にご賞味下さい。

つくり方をざっとお話しさせてください。

●生乳

自家農場産の生乳を使っています。 いったん、均質化(ホモジナイズ)と殺菌をしておきます。 均質化をしないと表面に脂肪が浮いて、その下がやせた風味になってしまいます。

●他の原料

生乳から乳脂肪分を分離してつくられる「脱脂乳」を加えています。 脱脂乳を加えることで、たんぱく質・カルシウムなどの栄養成分が増えて、コクのあるヨーグルトになります。

●生乳と脱脂乳を混ぜて加熱します。

しっかりとした食感のヨーグルトにするため、いったん熱を加えます。

●適温に調整してから、乳酸菌を加えて容器に充填し密封します。

そのまま数時間、静かに保温して発酵が進むのを待ちます。

●適当な頃あいを見計らって、冷却室へ移して急冷します。

暖かいうちはとてもデリケートなので、細心の注意を払います。 一晩そのまま冷やして、固まるのを待ちます。

●生乳本来の甘さと風味が味わえる、ヤマギシのヨーグルトのできあがりです。

【精乳部】