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春・新学期 新天地を求めて民族大移動


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春日山は今、どっちを向いても引っ越し、引っ越しで大わらわです。
事の発端は新学期に向けて学育の体制が変わり、学育関係の人の移動に伴って宿舎を変わることからでした。一度に5軒位が動くとなると、部屋の事情や宿舎の距離の問題やら、家族関係やら色々な懸案事項が浮上してきます。
これを機会に村中で「動こうー!」という空気もあるようです。
まだ全貌があきらかになっていませんが今のところ25軒の引っ越しが動いている最中です。(27軒かな?)まだこれから声がかかる予定があるとかないとか、、、。
長年住んでいた宿舎はいざ、物を動かしてみると、傷みがひどかったり、カビが出ていたり、掃除の手が入っていなかったところがあきらかになったりで、どこも大わらわです。
どこの循環コーナーも処分するものであふれかえっています。
畳替えや襖の張替やら、手入れも半端じゃありません。「もう、建て替えないとねー」といいながら使い続けている建物もいくつかあるのですが、やっぱり今回もとりあえず手入れして使います。
丁度、時を同じくして、ちょっとした修理はなんでも引き受けてくれた、住生活の人がふたりも故障していて、「仲良し班でやってください」という出来事もあり、いろんな人が動いています。大型家具の移動は若者が大活躍です。
こんなに大がかりな移動は私が春日山に来てから初めてです。陽光館ができた5年前にも、結構大きな移動がありましたがここまでは動きませんでしたね。
動いた人や手伝った人は異口同音に「引っ越しは2~3年に1回したほうがいいね~。何しろほっておくと荷物が増えるし、埃がつもるものね」と言っています。
先日の春日山の資料研で逢澤さんが陽光館に引っ越した感想を話していました。
「静かだね~。夜部屋に入ってしまうと、ほんと物音ひとつしないもの。それとね、歯ブラシとコップをいちいち、部屋に持ってかえるのは慣れないね~」ですって。
「それって、今時常識ですよー」
逢澤夫妻は学園舎住まいが長かったので、今まで子供達の賑やかな声の中で暮らしてきたからですね。
どこの宿舎も新しい住人を迎えて、雰囲気が変わることでしょう。
一段落したら、是非感想を聞きたいものですね。インフルエンザもまだポツポツでています。
春の行事も立て込んでいます。どうぞ、お疲れがでませんように。

春日山 平島春美