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台湾、第一回高研


感想文を紹介します。

31才 女性 台東区
四日間とても早くすぎました
でもハッと気づいたことがありました。
特講から戻って仕事や生活と向き合うことによって新しい生活が始まりました。
人との調和の仕方もゆっくり探し始めたところでした。
なのでこんな普通の生活とは違う四日間を過ごしたことがとても良かった。
これが新しい一歩であり新しい人たちと進めていきたいです。

28才 男性 台中
この四日間で一番大きな収穫はみんなの心がひとつになったことです。
とても幸せを感じたし、楽しかったし、温かみも感じました。
すべてのことが必ず正しい、必ず間違っているということはない。
いつも繰り返し考えていく必要がある。
愛や幸福をみんなに伝えていくことが私の次の一歩です。
外国語を勉強したい。今考えているところです。

31才 女性 苗栗
四日間の高研ではたくさんの収穫がありました。
自分のこともよく理解でき、さらに研鑽の精神も理解することができたと思います。
生活の中でも引き続き研鑽の精神を実践していきたい。
自分と自分の身の回りの人たちが同じ幸福の道の上にいます。
今回高研に支えてくれた人たちにこのように円滑に高研を進められたことにとても感謝します。

29才 女性 台中
台湾で高研が実現できたことに私はとても感動しました。
2年待ち続けて台湾の人たちと、また日本のヤマギシの人たちと一緒に研鑽会ができたことに感動しました。
本当によい練習の機会だったと思います。
聴くということを学んだ時に聴くこととは容易ではないことだと思いました。
自分の固執や観念、自分の心に影響を与えます。
なので私はみんなと一緒に引き続き練習をしていって、さらにみんなと寄る機会を増やしていけたらいいなと思います。

28才 男性 新北市
今回高研に参加できてとても嬉しく思います。
自分の感覚の中ではまた心も身体も特講が終わったばかりのような状態になりました。
そして心の中は希望と感動で満ち溢れました。
今回仲間と一緒に研鑽できて、日頃自由な時間がなく仕事のストレスがある自分の心に大きな助けになりました。
今回の高研の内容は自分の実生活の中で実践していくことは容易なことではありません。
多くの研鑽の機会と深い考えを持って実践する必要があります。
例えば怒りや批評、頑固観念を取り除くことであっても聴くということについて思考することであってもいろんな要素によって邪魔される。
(例えば過去の経験や情緒など)
それは簡単ではない宿題だと思う。
なので自己研鑽をしていく必要があり、自分に良い変化が起こることを期待しています。
高研を開くことに力を注いでくれた仲間に感謝します。
四日間とても楽しかったです。

34才 台東 男性
特講が終わって一年余りがたちました。
その中で自分は身近な友達や家族と特講で理解した方法でお互いの生活の問題についてよく話し合いをしてきました。
そういった話し合いと今回の高研は同じものではないという感覚をもちました。
なぜかというとここに集まった人たちはすべて特講を受けているからです。
それに日常生活ではこんなに長い時間をかけて研鑽はできません。
今回の高研をやってみて自分はもっと周りの人たちと研鑽していきたいと思うようになりました。

38才 女性 台北
理想社会や親愛にみちた社会を目指してはいても、でも自分は他の人とうまく接することに自信が持てません。
自分は怒りやすいし許すことがなかなかできない人だからです。
それに話をする時に人の気持ちを害することが心配になることも心配です。
こういう考えは自分の世界に引きこもる原因になっているように思います。
この四日間で自分がどうやって人と意思疎通をしていくかということについてかなりつかめたように思います。
自分が憂鬱になってしまうような方法に執着するのではなくなったので、少し進歩したのではないかと思います。
高研でみんなと一緒に集まってもっと考えることができたし、体験できたこともたくさんあり友達と一緒に歩めたことも感謝いたします。

60才 女性 台北
今回高研を順調に開催してくれたことに感謝いたします。
この高研に参加できたことで幸せな方向に向かっていけるように思います。
去年特講に参加して自分の生活の中でも研鑽の方式を組み込んできました。
夫が足が悪くて車椅子生活をしているが彼はそのことについていつも恨み言を言っていた。自分はそれがどうにかならないかと自己研鑽を進めた結果私は彼に一言いいました。
「今まで生きてきて正しい行いをしたことが1つだけある、それはあなたに嫁いだことです」
その時空気が止まったような感じになりました。
そして彼はゆっくりと自分の仕事場に戻りました。その後彼は一度も恨み言を言わなくなりました。
この経験を研鑽会で出した時に参加している男の人が涙を流したのでとてもびっくりしました。
そして私はもう一度自己研鑽を始めたのです。

57才 女性 高雄
四日間の高研で自分は幸福に向かう道の第一歩を踏み出したように思います。
聴くことから始まって自分の考えや情緒を観察することができ、どのように研鑽しみんなで幸福の道に進んでいくのかということについて理解が深まりました。
今回の研鑽会では色々な方法を学びました。
こういった方法は自分への観察につながりました。
そして他の人と一緒に研鑽することで一緒に幸福社会を推し進めていく活動ができたように思います。
台湾の南庄にすむ若い夫婦たちはすでに幸福の道の上にいるのだと思いました。
いつも研鑽することは励みになります。みんな頑張ってください。

37才 女性 苗栗
一生に一度しか受けられない特講や毎回の研鑽会はいつも新しいことの始まりになっていると思います。
日本から来た人や台湾の各地から来た人のおかげで高研がやれたことをとても感謝いたします。
みんながいなければ私たちは安心した環境を保つことはできなかったでしょう。
高研のあと離れても、この感動や考え行動や研鑽生活を身近な人たちと続けていけたらと思います。
一緒に幸福に向かう道を実現していきましょう。
心が1つであればみんな絶え間無く練習していって、方法や道は続けて練習することで自動的に浮かび上がってくる。

48才 男性 南庄
台湾のみんなと一緒に高研ができたことをとても嬉しく思いました。
みんなの心が近づいたように思うし自分の本来の姿に気づくこともできました。
自分から飛び出すことで、自分はこのようにものを聴いていたのか、このように考えていたのかというのがよく見えて来ました。
自分が聴いていることは自分の考えの入っている三角形(例として出された)であること、相手の話している言葉の後ろには本当に言いたいとしている星(例として出された)がある。
こういった観察は自分の聴くということについての理解を深めました。
このように、聴くということについて引き続き考えていきたいです。
以前の私は人に理解してもらえないと思い自分の本当の考えを言うことができませんでした。毎回一言言うのにも心の中で何回も繰り返し考えて、
言う言葉もたくさんの修飾やオブラートに包んでいました。
今考えてみるとこういったオブラートに包んだような言い方をしては、自分の本当の考えなど理解してもらうことはできないし、誤解を受けます。
そのまま自分の考えを言うということがこれからの自分の課題であると思います。
誠実で自由な人になることが自分の目標です。
一緒にこの道を歩く仲間がいること、また一緒にこうした道を歩く風景を眺める仲間がいることを嬉しく思います。
みんなでいろんな困難を経験し、もしその中で体力がなかったり精神的に濁ってしまったとき、そこで止まって待ち、その彼に寄り添ってそれらが回復することを待つことで、もしその終着点につかなくても、または道を間違えてしまっても、私たちは楽しく引き続きその道を歩きつづけることが真実に楽しい人生の旅路だと思います。

30才 男性 南庄
今回の高研に参加できてとても嬉しく思います。
この高研を通してまたみんなと一緒に研鑽をする機会ができました。
今回の資料の幸福研鑽会や一粒万倍または聴くとというテーマについて自分はとてもたくさん考えることができました。
自分自信を観察することによってこれからの生活に大きな助けが得られると思います。
高研が終わった時心の中に深い感動が湧いて来ました。
みんなとハグしたくなったし自分の家族や仲のいい友達ともハグしたくなりました。

27才 南庄 男性
自分の言いたいことをそのまま言うことはとてもすばらしいことです。
自分に大きな収穫があったことは聴くということです。
聴く人は自分を持っていて、同時に話している人が何をいいたいのかについてよく理解していきたいと思います。
それが一番の収穫です。
最後にみなさんに感謝します。このように幸せの道を歩けることを。

65歳 女性 苗栗
もともと理論と理想は本当に難しいですがこの四日間を経て、今では心が楽になっています。
そしてたくさんの理想と知恵を持って家帰ります。実際の生活に応用したいです。
次の日本での研鑽学校と台湾の特講に期待しています。



高研が始まりました

2017-04-02
アルバムを見る⇒台湾、第一回高研
参加者17人と日本から5人と生活スタッフ4人の26人で始まりました。
台湾の北部、中部、東部、南部と全国から集まって来ました。中にはお金がないからと原付きバイクで台北から4時間かけてやって来た青年、乳児のお母さん2人も合間で授乳しながら一緒にやっています。

お互いに何もかも初めてのことなので、今日は毎回次の動きを皆んなで確認しながらの一日でした。
この4月1日〜4日というのは台湾ではちょうど日本のお盆にあたる清明節という連休だそうです。
昨日は土砂降りだった雨も朝のうちに止んで太陽が顔を覗かせ、会場近くの町は連休を利用してやって来た行楽客で賑わっていました。

昼食はこの清明節の時に食べるクレープのようなルンビンというメニューでした。手巻き寿司ように自分で具を包みながら食べます。人参やもやしなど日本にあるものや、豆腐・大豆の加工品など日本では見たことのない具もあり、珍しさも手伝ってついついたくさん食べてしましました。
夕食は日本から持って行ったヤマギシのラーメンで写真のように外で、夜の屋台で食べるような気分でこれもまた楽しい時間です。

初日はお昼に集まってきて研鑽会は午後だけでしたが、夜の一日やってみてでは、
「特講の後、研鑽しよう、と言って周りの人とやってきたけど、いつの間にかものごとを決めるためのものになっていたことに気づいた」
「出されたテーマを考える過程で自分の見方や考え方に気づいた。一緒に考えるその過程が研鑽だと思った」「研鑽会は過程が大事なんだと思った」などの感想もあり、日頃から研鑽というものを意識してやってきてるのが伝わってきました。

豊里実顕地 沖永雅子