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玉ねぎ収穫始まる 【豊里】


 

玉ねぎ畑


 去年11月に養鶏法メンバーが世界中の人に呼びかけ、受け入れ、みんなで植えた玉ネギの収穫が始まりました。

 昨日は雨が続けて降るとの予報を受け、雨前適期で早生玉ネギの収穫とジャガイモの草かき、土寄せをしました。

じゃが芋の草かき、土寄せ

 前日の連絡研で「明日から雨が降る。雨が降ると畑に入れなくなる。玉ネギの収穫と、楽園村で植えたジャガイモの草かき、土寄せをしたい。」と声を掛けました。今日の明日で人が来るかなとの予想を超えて、大勢の人が朝6時から、また雨の中駆けつけてくれました。

 玉ネギを抜いて葉を切り落とし、コンテナに入れる。コンテナに入った玉ネギを育苗ハウスに運び、広げる。途中コンテナが足りなくなると、横で同時に進めているジャガイモの草かき、土寄せをやり、コンテナが届くとまた玉ネギを運び出すとやり続け、午前10時に予定の作業を終えました。
 

夕食は玉ねぎのそぼろあんかけ

 夜の愛和館メニューは新玉ネギのそぼろあんかけでした。甘くて、柔らかく美味しい玉ネギでした。

 思えば玉ネギ定植がきっかけで連絡研が始まり、豊里の各職場が寄り合うようになり、自分の職場だけでなく、みんなのことを一緒に考えるようになってきました。

 連絡研で玉ネギの草引き、ジャガイモ植え、キャベツ定植をやるよと伝えると、あっという間に捗り、予定の時間内なのに後から来ると終わっていたこともありました。延べで100人程がかかわってくれました。

 草引きは1月から2月にかけて、3月に入ってと、佐貝さん、のぶさん、素川さん、菊池よしえさんらが地道にやってくれました。こんなに大きな玉ネギができたのは、これまでネオポリスで7年間玉ネギをやってきて初めてです。

高等部生と植えたキャベツ

 震災を受けて植えたキャベツは高等部女子部に受け入れてもらい、彼女らの成長ぶりを目の当たりにしました。
 畑で定植しながら「私たちも後ろ姿は高等部生だよね」「柔らかい土になって植えやすいね」「昔はがちがちだったよね」と会話も弾みました。

 みんなの畑になってきたなーと実感します。
玉ネギの隣では4月27日に植えたキャベツや、楽園村の子らと植えたジャガイモがきれいに並び、青々とした葉を茂らせています。草一本ない、きれいな畑です。
また一緒に畑に行きましょう。                 
 
【豊里実顕地 大江・喜田談】
                      
〇ネオポリスで植えたのは玉ネギ96,650本・キャベツ10,000本・ジャガイモ10,000個

じゃが芋

手前玉ねぎ・右奥じゃが芋・左奥キャベツ

収穫して、皮をむいた玉ねぎ