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大潟交流 Vol.4


 80haの田圃の代掻きも昨日(5/12)で終了しました。69枚の田圃に水が入っている光景もなかなか良いものですね。
 

 

 この写真はヤマギシの倉庫の屋根に(10mぐらい)登って撮りました。1枚の田圃が大きいので、高いところから撮らないと広い感じが分かりにくいので。中央に青い建物がありますが、これは明後日から始まる田 植えメンバーの拠り所兼更衣室になります。ここで毎朝出発研をして、昼食もここで食べます。

 周りの農家の田圃も代掻きをやり始めていて、早いところは田植えもやっています。今年の天候は雨が多く、気温も低い日が多かったですが、苗も順調に育っていて、15日から始める田植えには間に合うようです。

 5月の春日山実顕地の研鑽テーマの中に「村の食糧基地 大潟村 田植え始まる」というのがあった。早速、こちらのメンバーでも研鑽した。

 僕もいつもなら、「この時期は大潟に全国の青年たちが寄って、田植えをしてくれているんやなあ」とぐらいしか思っていなかった。今年のように4月から交流に来ていて、今まで3つの「まつり」がここで開催していた。

①育苗ハウスのビニール張り(4/初~)

②稲の種まき(4/中~)

③田圃の代掻き(5/初~)

これからは次の二つがありますね。

④田植え(5/15~)

⑤稲刈り(9/下~)

 大きくみて、ここ大潟では年に5回「まつり」があると思えるようになりました。各作業イベントにおいて、全国から多くの人が寄ってきて、全国の村人たちの主食である米をつくっていくのですよね。ここで多くの人が交流にくることで、お互いを知り、仲良しを深めていく場にもなるんだなあと実感しています。

 「田植え」に例えれば、理想的な代掻きをすることで稲の苗が立派に育っていくということが、ここ大潟村で多くの人が寄ってきて育ちあっていくすばらしい場所だということではないでしょうか。こんなことを思うと一つの実顕地の存在の意義の大きさを感じています。

 5/16からはさらに全国から13名のメンバーが田植えにやってきます。さあ、どんな「まつり」にしていきましょうか!

【春日山実顕地(大潟交流中)  橋口利明】