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シイタケ栽培


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春日山では、2016年に里山構想として くぬぎ・こなら など 約千本の木を植えた
今年の1月の半ばから半数の木を間伐した。そのおかげでその場所は見通しよくなった。
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しばらくすると、あちこちで、「間伐した木を使ってシイタケができないかなあ?」「シイタケをやりたいな。」
最初は、「ふうーん、そうなんや」と気にしていなかったが、ある日、職場で「シイタケ栽培をやろうと思うんやけど、どう思う?」と投げかけたら、全員が「ぜひ、やろう!」と盛り上がった。
ぼくは、シイタケ栽培をやったことがないので、どこから初めてよいかわからない。経験者に聞くと、「部分的にしかかかわっていないのでよくわからない」ということだった。
そこで、近くのホームセンターに行って、植菌した木を見たり、栽培法のパンフレットをもらって参考にした。
まず最初に、原木は山になった里山の間伐材から直径10~20センチの木を50本選んだ。今年はまず50本ぐらいでやろうと思った。
そこから、ぼくは全く初めてなのでみんなで一緒に進めたいと言ったら、いろんな道具などを探してくれたり、作業場所を考えたりと毎日の職場出発研で話題にできたかな。


発注していたシイタケの種駒が2月20日に納入され、21日に植菌した。
植菌したメンバーは他職場の人も来てくれた。
植菌した木は、水をかけて、ムシロをかけ、その上にビニールシートをかけて、仮伏せとした(Aロット)。仮伏せとしたものの、これでよいか不安になり、種駒の業者に聞いた見たところ、すぐに水をかけたらだめだとのこと。一瞬、どうしようと思ったが、業者の方は、「ではそのままにしておいたらよい」とのこと。ホンマにええのかな?


まだ、種駒が1800個ぐらい残っていたので、さらにに木を切って、 70本を用意した。この木を3週間自然乾燥して昨日、植菌した。さっそく、70本を束めてむしろかけて水をたっぷりかけて、ビニールシートをかけた(Bロット)。
昨日の植菌も酪農部、ベジタ部、養豚部の人も来て楽しくやった。
今後は、仮伏せした120本(ホダ木)を、3月末にいこいの森に移動する予定。
順調にいけば来年の秋には、シイタケの初収穫がみれるかな。
今回やってみて、シイタケの事が全く分からない自分だからこそ、多くの人に聞いて、一緒にやってきたことが楽しかった。

春日山実顕地 橋口利明