モンゴルだより
◇研修候補生が来日に向けて準備中
モンゴルから10名の研修生が、春日山実顕地と豊里実顕地に来る準備をしています。
現在、ウランバートルで日本語習得と日本での生活と日本の基礎知識(交通ルールなども含めて日本での生活上の注意点や、日本の文化や政治、歴史など)を猛勉強中。
7月の来日を前にして、みな、日本での生活や仕事に大きく胸を膨らませています。
◇特講会場の建設
モンゴルにも春が近づいているといっても、まだまだ寒く、昼間でも陽ざしは比較的強いのですがマイナス気温で、夜はマイナス15℃近くまで下がる気温です。
そんな気候の中、ウランバートルから北に60Km先にある農場では、特講会場となるヤマギシ会モンゴル会館の建設が、春を前に工事を再開。
まだ外の工事は厳しいようで、天井張りや断熱内装工事を始めていました。
今年の特講は8月開催予定です。7月完成に向けて、外壁の煉瓦積みを4月からやると、モンゴルで中心的に活動していて1月に来日した会員・ガンゾルグ君は、張り切っていました。
◇農場のヤギやヒツジが出産ラッシュ
首都・ウランバートルでは、外気は冷たいですが雪はほとんど消えています。しかし、郊外に行くとまだ雪が残っていて、その中でヒツジやヤギ、牛など家畜は、雪の解けている箇所を探して枯れ草を食べています。
農場のヤギやヒツジは、今が出産ラッシュです。
家畜小屋の周りに行くと、「今日一日で十数匹が産まれた」というほど、可愛い産まれたばかりの子ヤギや子ヒツジがよちよちと歩いていました。
ガンゾルグ君は「今年は双子が生まれるのが多い」と、ちょっと困った様子なので理由を聞くと、この時期の枯れ草だけを細々と食べている親ヤギや親ヒツジは、一匹の子供の乳を出すので精一杯で、双子が生まれたら牛乳を探してきて授乳しないと育たないのだそうです。
家畜たちは、夜が明けると枯れ草を求めて移動し、夕方には家畜小屋に帰ってきてました。
◇モンゴル産岩塩を多摩供給所で輸入
先に「むらnet」でお知らせしましたモンゴル産岩塩が、多摩供給所に入荷しました。
全国の供給所に発送開始です。
この岩塩は、モンゴルの首都ウランバートルから西に1500Km離れた世界遺産であるウブス湖盆地で採れた岩塩を、特講を受けた会員達が、斧で不純物の多い部分を取り除き、良質な部分をハンマーで粉砕して、製粉機にかけて粉末状にし、袋詰めした会員の手作りです。