ページを印刷 ページを印刷

高等部女子部学究旅行 in韓国【1】


韓国実顕地の皆さんと

韓国実顕地の皆さんと

9月25日

21日、大阪港から出発して、22日の夕方、無事みな元気で韓国実顕地に到着しました。
釜山迄の船の旅は今回、揺れも少なくて、思っていたよりずっと快適でした。

着いた翌日(23日)の午前中に、実顕地の案内をしてもらいました。
『世界中どこの実顕地に行っても、“お帰り”“ただいま”って挨拶する。どこでも我が家なのですよ。』と言って、ユンさんが迎えてくれたのが、嬉しかったです。
まだ少しの時間ですが、養鶏や食生活にも入らせて貰いました。

昨日は、水原(スウォン)へ日帰りで観光に行きました。世界遺産の華城を見学したり、市場を二時間以上歩き回ったり、帰りの車では皆爆睡でした。

明日はソウルへ一泊二日の小旅行に行きます。

9月28日

初めての事ばかりの連続ですが『学究』という旅行をどう自分たちで作って行けるか…
私のやりどころは、そこを見守ることかな~と。
韓国実顕地の人とも研鑽しながらやっているので、安心して過ごしています。

韓国に来て、一週間が経ちました。
日にちが走っていくようで、あっという間に過ぎていきます。

ソウルへの一泊二日の小旅行も、昨夜無事に帰ってきました。
事前に計画していたコースを、自分達で全部回ることが出来て、やりたいことも色々出来たし、美味しいものもたくさん食べた楽しい旅行でした。

宿を予約してくれてたヒョンジュさん、交通カードを持たせてくれたキースキャンさん、二日目の観光案内をしてくれたビョンジョ君(8月夏の中学生楽園村のスタッフで来ていた青年)
いろんな人の力添えがあったからこそ、充実した旅行が出来たのだと思います。
もちろん、私の下手な韓国語も大いに役に立ちましたけど(笑)

秋夕(チュソク)に向けてソンピョンづくり

秋夕(チュソク)に向けてソンピョンづくり

今日(28日)は、秋夕(チュソク)に向けてソンピョン作りをしました。
チュソクとは、旧暦の8月15日で、収穫の喜びをともに祝う日で、韓国ではもっとも大切な行事のひとつだそうです。
ソンピョンとは、松の葉を敷いて蒸した餅で、よもぎ・人参・黒米など5色の色をつけます。
餅の中には、ゴマやアズキ・豆などに、砂糖や蜂蜜で甘く味付けしたものを入れます。
チュソクを待たずに、早速今夜のデザートで味見をしました。

さて、ここ韓国実顕地には、ワークキャンプで約三ヶ月位滞在する若者が、世界中から集まります。
今日の夕方、カナダとドイツの人が到着しました。
私たちより先に、ベルギーとフィンランドから来た人も滞在しているので、本当に国際色豊かです。

いつでも、どこでも、誰とでも仲良しでやりたい私たち。
どこの国の人とも仲良しを深めるには、笑顔と心だけでは足りないな・・・と。
語学の重要性をあらためて実感する貴重な場を、用意してもらっています。

今も、ロビーでは英語・日本語・韓国語が飛び交っていて、とても面白いです。
高等部生の頭の中は、たぶん初体験で混乱状態でしょう。
そんなことも楽しんでやれている姿は、とても可愛いです。

ソンピョン(송편)

ソンピョン(송편)

9月30日のチュソクでは、チマチョゴリを着せてもらえるかな?
後半もいろいろな場を用意してもらっています。
そのひとつひとつを味わって、心も身体もふくらませて帰りたいと思っています。

【豊里実顕地 赤松啓子】