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2020年ミツバチ物語


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今年も豊里で採集した蜂蜜がファームに並びました。
始まりは2014年、家畜診療所2階に設置した待ち巣にお椀一杯の日本ミツバチ来たことからです。ファームには16年に初めて並びました。女王バチに名前を付け、巣ごとの味の違いも楽しんで貰っています。
今年もハチミツになるまでの様子がラインみつばちクラブに送られてきました。
私はわくわくしながら読んだので、みんなにも知ってもらえたらな~と思い、ラインから抜き書きしました。

下記の「 」内は、主に赤松さんんの速報より抜き書きです。(写真と一緒にできず、残念)

2月26日
「今年は例年よりミツバチの目覚めが早い!この冬殆ど休まず活動していた彼女たち、なんともう雄蜂が誕生しています。例年より一ヶ月程早いです。雄が誕生してから約2週間で分蜂します。驚異的です。いよいよ今年も始まります。最初の分蜂予定日は3月5日です。最もドラマチックなのがこの分蜂です」
なんか、ワクワクしてきますね。この間分蜂日和を見極め、蜂の動きを観察。集合した蜂を捕獲します。

4月15日
「今日は分蜂日和
エレンが難産でしたがやっと分蜂。さらにベル(水車小屋の上)が分蜂しました。ベルは少し高めの木に留まり、エレンはそこそこの木に留まりました。牛の急患を診察し、ベルを捕獲にいってみるともういませんでした。(涙)
急いでエレンに向かい、捕獲しようとした瞬間まとまりが崩れ飛び立ちました。(再・涙)」
この間も手間のかかる女王様を相手に工夫色々。

18日
「昨日フローラの四女が分蜂して高い木の枝先に留まり、そして雨。家診の2階から網で取ろうとしましたが断念。昨夜の風雨に耐え、今朝も枝先にいました。昼からエレン次女が分蜂。これは何処かに行ってしまいました。家診に戻るとデイジー三女が分蜂。これを捕獲して、枝先の四女にレスキュー。はしごを使い木に登り途中から木を伐り捕獲しました。」

 

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Sコメント「これで13群です!未分蜂の群れもあり、計画捕獲していかなければ、アカリンダニ対策などのお世話は十分できなくなる感じです。さらに採密や台風対策などジジババの手に余る感あり」

26日S
「今日水車小屋のママアリエルがやっと分蜂しました。予定よりも2日早いです。今までママを捕獲できたのはフローラだけ。ところが集合したのは高~い木の上!バレーボール位の蜂球ができています」「赤松さんは梯子を登り、何とか集合籠を捕獲網に加工してGET💛私はもう16軍群もいるし、危ないから捕獲はやめて、あっさり送り出そうと思いました。もし赤松さんが梯子ごと池に落ちないかとか蜂が騒いでパニクラとか、見守ることにしました。今日はお疲れ様でした」
赤松「これを見たら取らない訳には行かなかった(^^♪)」

5月5日
S「いよいよ最後の群の長女分蜂。ママアリエルが出発してから9日目。分蜂時、蜂の羽音はウィーンウィーンからウォンウォンと高くなり女王がやっとお出ましになると更に動きが激しくなります。蜂たちは巣の周りにウジャウジャと飛ぶ準備をし、周りの木の枝から空に向かって、新しい旅立ちを祝うかのように乱舞し、やがて一塊に。小さなミツバチの偉大な命の営みに感ずるなんとも豊かな穏やかな時間。明日は次女ワンダ女王様の分蜂かな?」「分蜂を見守るって、お産婆さんになった気がする」

5月11日
「新しい息吹を送ります。分蜂して3週間が過ぎ、新しく生まれた若い蜂たちが飛行練習を始めています」動画をご覧ください

17日
「今日サラの採蜜しました。2段採りました。まずまずの量です」
まだまだファームに並ぶまでのやりとりが面白かったのですが、今回はここまで。

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豊里実顕地 喜田栄子