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ヤマギシズム実顕地の経営者【青年研in美里】


実顕地参観

美里実顕地参観

3月5日〜8日に美里実顕地で参加者19名(+自由参加1名)、係3名での青年研があり、前回の榛名に引き続き「ヤマギシズム実顕地の経営者」というテーマをやりました。

今回は三重県地区開催というのもあり、もう少し上の世代ともつながる、経営者として一緒に考える、という観点から豊里での道の駅プロジェクトへ参加もしました。

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内部川実顕地でも作業、参観、食事などで受け入れてもらい、美里の食に内部川の人が入ってくれたりと、青年研を迎えるというのを、水沢地区の一つの動きとしてやってこれたのでは、と思います。

実顕地参観では、各職場・実際に動いている一人一人の経営者の熱い想いが、青年の心に響いたようです。

交流研

交流研

【美里実顕地 樋口幸七】

青年研感想文

自分の中の一体を拡げていけるか

大潟実顕地 大西雄介

今回は榛名での青年研に引き続きヤマギシズム実顕地の経営者で考えたんだけど、日々の仕事や自分の行動でいかに一歩引いた所から考えられるか、自分の中のあたり前で止めている部分に思考の光をあてれるかが大事だと思った。

仕事だと特にパターン化しがちだけど、その事の背景やそれをやる事によってどうなるかという所まで聴いたり考えたりして「こういうもの」で終わらせないで同じ状況は全く無い、常に変化するものとして一つ一つやっていきたいと思った。

ジャラコ研(道の駅プロジェクト研(仮称))の事に自分の中に他人事というのがすごいあって、今回、夕張Gの交流でも夕張Gのこれからというのもやっぱり他人事の立場でいたけど、それとは質が違って夕張Gはこれからもここでやっていく意志のある人がはっきりしていったら良い事で、自分は経営秘書だったり、時間をつかうで考えられるように現場を回していく立場に徹したんだけど、ジャラコの方はぶっちゃけ「心底どうでもいい勝手にやれば」という感じで、そこから自分が大潟に移った経緯の人が抜けて、「後が決まらないいいかげんにせい!」っと思ったあたりが表面的な反対だけど、根っこの部分は同じだとすごく感じて恥ずかしくなって、やっぱり自分の中の地方と大きな実顕地の温度差にもしっかり向きあっていきたいと思った。

これから、どこまで、自分の中の一体を拡げていけるかが自分のやっていきたいところだと思いました。

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“美里実顕地の人”に切り替わった瞬間を体感

豊里実顕地 中江果林

前回の青年研には、私は参加できなかったんだけど“経営”というテーマで考えて、それがすごく良かったという話を聞いたりして、今回の青年研も、そういう感じのテーマでやるのかな、、、?と、楽しみにして来ました。

“ヤマギシズム実顕地の経営者” というテーマで考えて、今まで、“経営” という視点で物事を考えるってあまりやって来なかったので、 “経営手腕、力量に先行して、一体の中の経営者となることである” というのも新鮮で、たぶん内容をしっかり理解できていないと思うけど、それでもそういう観点、視点で見てみると見える景色も違うし、面白味が増すなぁ・・・。

今回の研鑽会ではできなかったところだけど、 “経営的センス養成の各自への試み” という中に「自分以外の他の人の事を考える 育てよう 足していこう 結び合わせよう 人の世話」と書いてあって、みんなで研鑽したわけじゃないからズレているかもしれないんだけど、これだったら日常的にやっていけそうなことだし、それで “経営的センス” が養われるなら(これだけではないけど)なかなか魅力的だなぁと思います。

問題点を“直す”のではなく、そこに足していく、感覚でやったら、何かあったかいし、前向きな感じがするなぁ・・・。

研鑽してきた一つ一つのことは今はまだ何となくボヤーっとしているけど “ジグゾーパズルのようにあてはめていく” とか “水から火をつくる組み合わせによって” なんかは体感できたら気持ちいいだろうな~。

それから「美里の朝市でわなげの店を・・・」というのが今回の青年研の中で話題になって、私は初め、“豊里のわなげを美里に持って来る” という発想でやっていました。 だから「ソフトクリームがお店で毎日食べられるように、あまり洗浄の要らないソフトクリームの機械を買いましょうよ!」というかんじでした。

でも、昨日の実顕地参観の時に、美里の直売店で「子どもたちに美味しい野菜を食べてもらいたい!」という孝子さんの熱い想いがすごく伝わって来て、その時に「そうだ!美里だったら、市以外の日にも新鮮で美味しい野菜」を買いに来て欲しい、そこに焦点を当てて考えたらいいじゃん!!」と思って、その時に “自分が美里実顕地の人” という頭に切り替わった瞬間を体感させてもらいました。

わなげが実現するか、私が考えた事がそうなるかは別にして、そうやって自分が美里実顕地の人になって考えられた事が、発見だったし、すごく大きな事だったと思います。

本当に「共につくっていく」んだなぁ・・・。

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誰もが経営者になれる

豊里実顕地 時岡さやか

今回青年研に来てよかったと思った。 資料で研鑽する中で、今まで自分が経営する立場ではなくて経営される側だったんだというのが解った。

実顕地の中にいても「誰かがやってくれる」とかやりたくないからやらないというのではなくて、「一体の経営者」という立場からすると誰もが経営者になれるんだというのがはっきり解った感じがした。

仕事をしていても受け身的なところもあったりして、自ら運営していくまではいってなかった気がした。 色んな場面でも何かあったり、起こる前に、火の見櫓に登ってあたりを見渡してみるのも有りだと思えた。今までは足元だけしか見ていなかった感じでいたけど全体を見る、視野を広げていくのも大事だなと感じた。 もっと「経営とは」というのを追及していきたいです。

経営者としてという処に立つ

春日山実顕地 小川洋平

青年研やってみて「経営とは」という資料を使ってやったけど、今の自分にとって考えたいところでもあったと思う。同じことをやるにしても積極的かそうでないかでは全然違ってくるなと思った。

今まで自分はヤマギシでやってきて自分が見える範囲や経験してきた中から自分だったらこれがいいかなとか、限られた中から選んでやる感じだったなーと思う。 自分の中から「こんなことやってみたい」とか「こんな感じにしていきたい」という発想は出てこなかった。だからなんとなくいまいちだったのかなーとか思った。

今春日の日曜市で焼き芋の店をやっているけどそんなにやりたくないし、沢山売りたいとも思わないしでやっていても面白くない。やれって言われたからやっている。今のところそこで止まっている。 焼き芋の店をどんな風にしていきたいかという方向には向いていきそうにないけど、先ずそこから考えていきたい。そこから先、こんなことやってみたいと思ったことをどう進めていくのか?そこも自分にとってはよく分からないところで考えてみたいところでもあったかな。

先ずは経営者としてという処に立つ、立とうとすることをやってみようと思う。

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