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ヤマギシの村づくり (6)


毎回たくさんの実顕地メンバーが寄って出発研豊里ファーム

毎回たくさんの実顕地メンバーが寄って出発研
『豊里ファーム』

ヤマギシの村づくり (6)

  • 豊里ファーム常設店オープン
  • 高まる全実顕地一つの村づくり
  • 次々とバトンタッチで拡がるヤマギシならではのもの
  • 春日山では1月から「ヤマギシの村づくり」というテーマでやってきていますが、最近、若い世代の人たちの動きが益々活発になってきているように感じます。

    2月の養鶏法研鑽会で、苗の店のハウス建設を、若い男性メンバーが任されてやったことをきっかけとして、豊里ファームの動きにまで発展してきました。
    それは、「ひとつからの出発」というみんなに共通した心の出発があったから、全実顕地一つの動きに発展してきたのだと思います。

    この若い人たちの新しい動きは、「完成された人があっての後継ぎというより、無固定前進で、次々とバトンタッチの形で先へのびていく、以前よりより良きものになっていくのは当たり前」といった自然界の動植物の循環原理の姿と重なってみえます。
    また、そうした原理に適応したような各実顕地間の交流態勢が当たり前のように進んでいます。
    「村の若返りは交流の循環経営で」と、いったところかな。

    今月は自動解任の月でもあります。
    今日まで創り上げてきた実顕地も職場も仕事も、誰のものでもない 誰が用いても良いもの。
    任を解くことによって、今の自分の立ち位置の見直しと、適材・適所・適任の場づくりに向けて、改めてヤマギシズム生活実顕地の存在意義と任を感じ取っていきたいと思います。

    【春日山実顕地 研鑽部 柳 順】

    2013年春日山研鑽テーマ