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ヤマギシの村づくり (8)


トウモロコシの収穫!(夏の楽園村)

トウモロコシ収穫!(夏の楽園村)


ヤマギシの村づくり(8)

  • 夏の楽園村・特講・各種企画と農 の繁期
  • 各種交流・懇談会参加等で関連し合ってやることの面白さ体認
  • 不安定状態の中で安定をはかる、そんな動きを。
  • 各種企画と農の繁期が始まっています。

    今年に入ってから、交流や懇談会に参加するという動きが活発になってきて、今まであまり動きが少なかった人達の新しい動きも活発です。

    私たちは「一体」という理念でやっていますが、どの人も、頭でそれを理解することと、動いてみて初めてわかるという感覚を体認しているようです。

    私も、そんな体認をしました。

    昨年の夏からモンゴルの実習生を職場で受け入れていて、「世界はひとつ。どの国の人とも通じ合うものがある。」と頭ではわかっていましたが、4月にモンゴルに行かせてもらって、その実習生達の先にある風景や人々に触れることによって、頭で理解していたものとはまた違って、さらに心が近くなり一緒にやっていきたい気持ちが深まりました。

    豊里ファームに各実顕地から心が寄るのも、関連し合ってやることの面白さを感じているからではないでしょうか。

    人の動きが活発になると、職場のなかでは一見人が「足りない」と思えることがあります。

    各持ち場の人が揃っていて「固定」しているのが「安定」と思いがちですが、「そんなことはないのがあたりまえ」「いつも動いていて少しも止まらない状態」「一瞬も固定していないものが安定」とみてみたらどうでしょう・・・。

    「固定しているのが安定だ」と思ったら、永久に安定は得られないのかもしれません。

    私たちは、そういう理念を知ることと、実際動いてみて体認していくことの両面あってこそ、面白くなっていくのではないでしょうか。

    2月の養鶏法研鑽会以降の動きが、牛乳パックに楽園村や特講のお知らせが入る動きになり、またさらに新しい動きが出てくる予感がするこの夏です。

    【春日山実顕地 研鑽部 柳 順】

    2013年春日山研鑽テーマ