ヤマギシの村づくり2-(4)
ヤマギシの村づくり2-(4)
新学期、万年素人の初々しさ 若さは今にあり、先にあるものを古くなっていくように考える人のかなしさよ 春まつり、一堂に会して深まる実顕地一つの村づくり
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昨年の秋、初めて六川の精肉に交流に行った時に、「なんか懐かしい・・・」と感じたのは、何もかも初めてなので、「よく聴いてその通りにやろうとしている素直な自分」に出会ったからでした。
「何十年と同じ仕事をやってきてその道のプロになったとしても、こんな新鮮な自分でいていたいな。また、そうなるには、どうあったらよいのだろう・・・。」と思いました。
私たちは皆、持ち場の仕事に専念してプロになっていこうとしますが、以前、「一体生活では、職人は要らない。一体専門分業の中でのプロと職人との違い」というのが研鑽会で出て、研鑽したことがありました。
私は、その違いは一体の繋がりの中で、調和しようとしていく初々しさにあるのかなと思って、この新学期を機に意識してやっていきたいと思っています。
今年に入ってから若い人達を中心に20人位で、西海実顕地に行ったり別海実顕地に行ったりしています。別海実顕地に行った時には、「このような動きをもっともっと活発にやっていったらいいよ。」と励まされたそうです。
昨年の豊里ファームオープンを契機に、若い世代の人たちが若い感覚で動いているという実感があります。また、実顕地づくり研鑽会も各種行われていて、実顕地に若いエネルギーが溢れて躍動しているような感じです。
「若さは今にあり・・・」 今、改めて研鑽していきたいと思います。
今年の春まつりは、「一堂に会して深まる実顕地一つの村づくり」として描いていきたいです。会員のまつりとしてやってきていますが、今年は生産物の出荷も供給も休んで、実顕地メンバーがつくる、村づくりとしてのまつりを意識していきたいです。
3月末,1回目の春祭り実行委員会が春日山で開催されました。今年の実行委員会は、春日山だけでなく三重県地区の実顕地を順番に回って開催していこうということになり、2回目は一志実顕地で開催することになりました。
どんなまつりになるか、これからの研鑽会が楽しみになってきました。
【春日山実顕地 研鑽部 柳 順】
2014年春日山研鑽テーマ
2013年春日山研鑽テーマ
4月1日の新年度から、幼年部を出発した3名がネオポリスの畑に虫取り網持参で行き始めました。トウモロコシやジャガイモ定植、今日は春キャベツを収穫してファームに並べるまでをやりました。
ガキ大将に帰ったかのような沖永さんの掛け声の元、一丁前の格好をした3人がよく動いていました。キャベツのいっぱい入ったコンテナも車に積み込み、車からファームの中へも運び入れていました。
彼らの姿が初々しく、なんか気分が一新しました。
やれないことなんてないんだなぁって思いました。
受け入れている沖永さんや斉藤さんもなんだか若返っているように感じました。まさに新学期ですね。
豊里実顕地HPのくらしのひとこま・ブログに
http://toyosato.yamagishi.or.jp/blog
写真と共に載せていますのでご覧ください。