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ヤマギシの村づくり2―(7)


ヤマギシの村づくり2―(7)

◯全員、実顕地一つからの任に就く
◯新しい人が育って、引くのでもなく、割り込むのでもなく
◯まずは研鑚態度の研鑚から

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新任に就く7月です。
「全員、実顕地一つからの任に就く」って、どんな感じでしょうか。
単に職場や仕事に就くというだけではなく・・・むらネットに載っていた、全国実顕地づくり研鑽会(運動編)に参加してみての感想の中にあった「一気に飛び込んでいく感じ」、そんな何ものとも離れない仲良く溶け合った一つの実態からの任に就くということでしょうか。
最近、30代・40代の人たちの動きが活発になってきています。新しい人が育ってくると、「一線を退く」「引退する」「悠々自適にやる」という言葉を耳にすることがあり、私自身も「邪魔にならないように引いた方がよいのかな・・・」と思ったりしますが、「引くのでもなく、割り込むのでもなく」というのは、どういう心境で、どういう関係なのでしょうか・・・。
研鑽していくことでみえてくるのかな。
「研鑽」「研鑽会」と、日常的に使っていますが、私は先日研鑽学校に入って、その基に研鑽態度があってこそのものと思いました。愉快に楽しく研鑽態度の研鑽をしていきたいです。
6月の春日山交流会で、海外実顕地を訪問した人たちの話を聞きました。
「これからの海外実顕地への交流は、職場や持ち場を離れられないと自分も周りも思っている人を送り出していきたい。そういう人が3ヶ月持ち場を離れることによって、周りの人がそこを何とかしようとして、実顕地も職場も、もうひとまわり大きくなるし海外実顕地も活かされるのではないか。」という提案でした。
そういえば、こんな話を以前養鶏法研鑽会に参加した時に聞いたことがありました。「地球上のすべての物はまとまろう、まとまろうとする傾向がありますが、そのまとまりをそれ以上に大きな質の伴ったまとまりにするために、異質な物を取り入れていく。みかんを剪定する時に、上の方だけ残してあとは楔を打つようにバッサリ剪定すると、下の方から新しい芽がどんどん勢いよく出てきて、活気が出てくる。」と。

思い切った動きが出てきそうな予感がする夏です。

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【春日山実顕地 研鑽部 柳 順】

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