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ヤマギシの村づくり2-(9)


    ヤマギシの村づくり2-(9)

    思い切った実顕地交流がもたらす意外な効果の数々

    この夏楽園村等で素直に反応する子等に、今度は親として子育てを考える番

    本当の研鑽態度になれると、頭脳も肉体も若々しくなる

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 今年に入ってから始まった実顕地づくり研の研鑽のなかから、各地で思い切った実顕地交流が始まっています。職場や持ち場を離れられないと自分も周りも思っている人が、実際に放して交流に出ることで、意外な効果が出てきているようです。
 絶対に夫婦で1週間以上実顕地を離れるのは無理と言っていた榛名実顕地の田村さん夫妻は、3ヶ月のオーストラリア交流に行き、榛名実顕地の人たちは、何をするにもみんなで寄る機会が増えたそうですし、内部川実顕地の金谷さんは、穂別実顕地交流に行き、「新しいヤマギシの葬儀」について考えられたそうです。
 美里実顕地では、供給をしていた靏さん夫妻、渡辺さん、前原さんが、同時に職場を離れることになり、急遽8月30日に三重県地区の人たちで美里実顕地に集まり、今後の美里の供給部に関して知恵を出し合ったそうです。
 春日山からその研鑽会に行った人は、これからの美里が楽しみだと帰ってきました。
 豊里実顕地の曽田さんも、3ヶ月の海外実顕地交流が決まっているようです。曽田さんが行った後がしっかり描けているわけではないようで、そんなあたりが、周りの人たちにとってどんな効果が待っているのかと楽しみに思えます。

 この夏子どもたちは、楽園村や北海道たび合宿を用意してもらって、思い切り楽しんで充実した夏休みを過ごしました。楽園村やたび合宿から帰ってきて「ヤマギシで良かったー!」って、喜びを表現した子もいたそうです。
 豊里の楽園村では、夜にプールに入ったり夜中にお風呂に入ったりして、村の人に迷惑をかけてしまったけれど、だから村の人たちの関心が楽園村に寄ったという感想があったそうです。
 ここのところ私たちは、どうも「ことなかれ主義」に傾いてきてはいないかな?もっと「ことあり・・・」でもよいのかもしれない・・・。すべての子どもの親として子育てを考える番がやってきました。

 本当の研鑽態度って、どんな態度なのでしょうか・・・。そうなれたら、頭脳も肉体も若々しくなれるなんて、誰もが望んでいる事ではないかな。特講を受けてから、何回も何回も耳にしている研鑽態度。テーマでも、今月で3回連続の研鑽態度。一生のテーマでもあり、永遠のテーマでもあるような気がしてきますが、先には若々しい自分が待っているということで、なんだか心が軽くなります。
 「肉体まで若々しくなるなんてホントやろか」と思って、老蘇さんに出会った時に聞いてみたら、「その通りやと思うよ。」と、軽く清々しく応えてくれました。

【春日山実顕地 研鑽部 柳 順】

2014年春日山研鑽テーマ

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