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ヤマギシの村づくり2-(8)


    ヤマギシの村づくり2-(8)

  • 私が新しい人として育ち合って夏の各種行事全面成立
  • それぐらいは伝えてもらったら私がやりますから、あなたはあなたにふさわしい仕事をやって下さい
  • ○○と思う自分の思いはどうかとそこに疑問をもつ研鑚態度

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  むらネットでも紹介されていますが、7月の春日山交流会で、「衣生活の”目からうろこの話”」の発表がありました。
  今まで衣生活で様々なことを全部引き受けてやってくれていた菊池洋子さんの職場が、衣生活から太陽の家に変わったことによって、本人も周りも洋子さんにしかできないと思っていたお風呂の湯抜きを、残った衣生活の6人でやって喜び合ったり、今までは誰かの担当になっていてその人にしかわからないことがあったけれど、「このポジションがあるからと誰かをあてはめていくやり方はもうやめよう。」といって、今までやっていたところとは違うところをやってみたりしているそうです。
 最近衣生活に行くと、ワイワイとイキイキやっている様子が伝わってきて、それぞれの人が新しい人として育ち合っているんだなぁと感じます。
  6月の春日山交流会で出された「これからの海外実顕地への交流は、職場や持ち場を離れられないと自分も周りも思っている人を送り出していきたい。そういう人が3ヶ月持ち場を離れることによって、周りの人がそこを何とかしようとして、実顕地も職場も、もうひとまわり大きくなるし海外実顕地も活かされるのではないか。」という提案からの動きが各地で出てきているようです。
  榛名実顕地では田村夫妻が、3ヶ月間のオーストラリア実顕地交流に向けて8月20日に出発することになったそうです。
  田村夫妻は榛名では畑を作っていて、「最大でも1週間空けることしかできないから、長期研に行くことは難しい。」と、言っていたそうですが、前回の養鶏法研鑽会を榛名で開催したことによって、本人も周りも「3ヶ月間榛名を離れてみよう・送り出したい」となったということです。
 榛名では、「こんなに忙しいのに、田村夫妻を送り出すことはできない」という声もまだまだあるそうですが、田村夫妻を3ヶ月送り出すということは、榛名実顕地にとって、とても大きなことになるのではないでしょうか。
また、大垣供給所の靏さんが、正月の実顕地づくり研(産業・流通編)から始まった今の動きを体感してみて・・・ということを、むらネットに投稿しています。
 7月の実顕地づくり研の中で、「靏さん、3ヵ月間夫婦でオーストラリア実顕地交流に行ってみませんか?」と提案されて、「無理」という気持ちが出てきたけれど、周りの供給メンバーは頭が固いなぁと思っていた自分が、一番頭が固かったと、大垣供給所を放せない自分に気付いたそうです。
  そして、現在は「大垣供給所を放せない私がまだまだいますが、オーストラリア交流もありかなと、やっとスタートラインに立て、自分に向き合えたことが、この半年間みんなと一緒に研鑽してこれた成果かなと実感しています。」と、書き綴っています。
 それを読んで、予備寮時代の同期であった鈴木静子さんが、「オーストラリア交流是非一歩踏み出してほしいと思います。私、留守中大垣供給所でにっこり笑っておしゃべりする位は出来るかも。要請待っています・・・ウフフ」と、応援コメントを書いています。
どの話も、それぞれの人が新しい人として育っているように感じ、新鮮な感動を覚えます。
この夏も、そんな新しい私たちで、各種行事を楽しんで成立させていきたいです。

【春日山実顕地 研鑽部 柳 順】
古い木から 新しい芽が・・・

古い木から 新しい芽が・・・

2014年春日山研鑽テーマ

2013年春日山研鑽テーマ