ページを印刷 ページを印刷

ヤマギシの村づくり2-(11)


    ヤマギシの村づくり2-(11)

    一人だからできないと思っていたけど、目からうろこ

    事柄は何とでもなる、どうなってもOKやな

    研鑽会がこんなに人を元気にしてくれるんだ

(最近の「むらnet」より)

印刷 → ヤマギシの村づくり2-(11)

 豊里実顕地で長年餃子づくりに携わってきていた清村さんが、「機械が古くなりトラブルが出るようになって、機械の能力をめいっぱい動かすために人間がついている感じで、もう餃子づくりはできない」と思って、小さな機械を入れて試しに作っていたようです。
 そこへ、その小さな機械で餃子づくりをしようと春日山から大勢来て、重なり合って、カバーし合って、やれる人で楽しく楽にやっていて、新鮮な驚きだったと言っています。
「今までは持ち場を一人でやり込んでいく世界だったので、まさに目からうろこ。」

 3週間名古屋供給所でやってきた長谷川夫妻が、次のメンバーに引き継ぎをする前に研鑽会を持ちたいということになり、一志実顕地から弥生さん、澄子さん、豊里実顕地からは順子さん、恵理さんが駆け付けたそうです。
 そのカープ女子4人からは、「一人で何とかしようなんて思っていないし、しっかりしたバックボーンがあるということを身を以て知っている自信といい加減さ(?)」が伝わって来たそうです。
 そのカープ熟女4人と研鑽会をもった美里実顕地のメンバーは、「事柄は何とでもなる、どうなってもOKやな」と、思ったそうです。

 10月のテーマ「無理と思うところを、やるという雨天決行型」が出た時には、「無理」と思うことを「やる」と肚決めするように感じていましたが、この一ヶ月の動きを見ていると、何かをするにあたって、「無理」と思うことが、みんなの中に薄れてきているような実態があるように思います。
 みんなが軽く、よく動くことによって、無意識のうちに「無理」ということがなくなりつつあり、単に人が足りないからということではなく、一つで動きたくなる実態が顕れてきているようです。これも、全国実顕地づくり研が始まって、今まで全国の人たちと一堂に会して研鑽する機会がなかった人も参加するようになったことが大きいのではないでしょうか。
研鑽会に参加した人たちは元気になり、「研鑽会がこんなに人を元気にしてくれるんだ」と実感したという声も聞きます。

 むらnetには、全国食生活部研にメンバー全員を送り出すことにした豊里実顕地の様子や、最近の全国(海外も)の動きが賑やかに載っています。それらには、みんなが一つで実顕地づくりをしている実態が満載です。

【春日山実顕地 研鑽部 柳 順】

2014年春日山研鑽テーマ

2013年春日山研鑽テーマ